矢琶羽といやらしい【リクエスト】 ページ3
【いやらしいことをしないと出られない部屋】
ひとえにいやらしいと言ってもいろいろある。
人物指定だってされていない。
だから
『私を押し倒すのは、ちょっと短絡的じゃない?』
「言い訳だけは昔から得意じゃな。
逆に、恋仲の2人が密室にいて何も起こらない方が可笑しくないかえ?」
なんだか正論のように聞こえる。
矢琶羽が私を押し倒した状態で笑う。
その笑顔が綺麗で不覚にもドキッとする。
『……因みに何すんの?』
「まぐわう」
『うおおおお、どけぇぇぇぇぇぇ!』
そんな不健全な言葉を使うな!変態!
矢琶羽の腕の中でもがく。
しかし、強い力で固定された腕を解くのは至難の業。
数分も立たず諦めてしまう。
「大丈夫だ、俺に全て委ねろ」
『…………勝手にしてよぉ』
これは一体なんの涙だろうか。
__________________________
部屋の扉が開いたのは数時間後だった。
着崩した隊服を整え腰をさする。
「……」
『……』
ただ黙って背中合わせに着替えをする。
気恥ずかしく、お互いの顔が見れない。
「……儂とまぐわうのは嫌だったか」
目を合わせず問われる。
『…………ううん。なんで?』
「すごい拒否されたからな。
心配になったのだ」
そっと自分の手に矢琶羽の手が重なる。
「儂とまぐわうのは嫌だったか?」
ゆっくりとその手を握り返し、首を振る。
『恥ずかしくて……嫌だったわけじゃないよ』
そう言って矢琶羽の顔を見ると満面の笑みだった。
そう、びっくりするくらい。
「なら、大丈夫じゃな!」
そう言って再度押し倒される。
『ヱ?』
「もう一度しようかの!
我慢しておったんだ」
服に手をかけられる
『ぎゃあぁぁぁぁもう無理!体もたない!』
矢琶羽は、ピタリと動きを止め言った
「体は欲しておる。
素直になれ」
欲にかられた瞳を前に私は全てを委ねた。
おや?癒雪華さんに言いたいことがあるみたいです!
「リクエスト、ありがとの。
なかなかの桃色気味になったが良かったか?
楽しんでもらえることを第1に書いてるから、楽しんでもらえると嬉しいな
それで、楽しんでもらえたら、ご褒美が欲しいの?
夜の帳にお主の声が響くその瞬間が、儂は1番欲しい」
リクエストありがとうございます!
587人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「鬼滅の刃」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
レート@苺みるく(プロフ) - がこさん» 34ページの4枚頂いたイラストの中の文字のことでしょうか?あのイラストは私が描いたものではないので私に言われましても……ご報告はありがとうございます。 (2019年10月31日 23時) (レス) id: 6ecd7d808a (このIDを非表示/違反報告)
がこ - すみません、イラストのことなんですが銀の漢字が間違っています (2019年10月30日 22時) (レス) id: 8244513a71 (このIDを非表示/違反報告)
カズハ(プロフ) - 天元様と恋人繋ぎありがとうございました!!あ!天元様出てる!って見に来たら自分でリクしてました笑笑 忍で初心って設定良かったです!今の天元様だったらあっさりしそうですもんね笑それもイケメンで良いけど短くなっちゃいますもんね笑 またよろしくお願いします! (2019年7月29日 20時) (レス) id: ddeabf0827 (このIDを非表示/違反報告)
レート@苺みるく(プロフ) - ぞーきん。さん» 無理はなさらないで!ゆっくりでいいですからね! (2019年7月29日 20時) (レス) id: 6ecd7d808a (このIDを非表示/違反報告)
ぞーきん。(プロフ) - レート@苺みるくさん» ツイッターは実はやってなくて((それで今から始めようかと((なので本当に申し訳ないんですが、少しだけお時間ください!ほんっとうにすみません!機械音痴なばっかりに (2019年7月29日 20時) (レス) id: e337d5f43a (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:レート@苺みるく | 作成日時:2019年7月9日 22時