〇〇しないと出られない血鬼術

伊之助と耳責め【リクエスト】 ページ49

【耳責めをしないと出られない部屋】


(ま、まずい！！)


私は、以前伊之助に意図せず耳責めをされたことがある。

怪我を負い、蝶屋敷に来た伊之助を仲良し(諸説あり)のしのぶさんに頼み込み看病をさせてもらった。


その時、熱にうなされた伊之助に耳責めをされたのだ。

あまりにも熱い責めに私はその場で腰を抜かし、軽く痙攣のようなものを起こしていた。

あんな思いはもうしたくない。


(幸いか、どちらかの明記はされてないから、私がすれば大丈夫！！)


伊之助に近づく。

「俺がするからな、耳責め」


びくっと肩が揺れる。


『な、何故でござるか』

「いつの時代だお前は。ここの部屋たくさん来てるけどろくなお題じゃねーだろ。

だからお前が受けだ。俺がやる」

なんて理不尽な男。

抗議をしようとするが、いつのまにか手を抑えられ耳に伊之助の顔が近づく。


この獣男ぉぉぉぉぉぉぉ(柱の次に強い人)


ペロリと舐められる。


『ひっ』

軽く舐められる。だが、軽いからって安心しちゃいけない。

この男はすぐ順応する。


くちゃチュッ

だんだんと激しくなる。

『ふっ……うぅ』

涙が出て、声が止められない。


カリッ


『ひぃっ……あ……やぁ……ん……あ』

噛まれた瞬間体に電流が流れたように気持ちよくなり、伊之助に体を預ける。

ガタガタと足が震え、立てない。


伊之助が私を支えてくれる。


「わ、悪い。大丈夫か？」


オロオロする可愛らしくカッコいい私の彼氏。


私は……


『大丈夫』……素直になることも大事ですよ？


『もっと……してぇ？』……「いくらでもするし、なんなら口にしてやるよ」



おや？桜夢さんに言いたいことがあるみたいですよ！

「リクエストありがとな

なんか、俺寝てる間にとんでもねぇことしちまったみたいで……

まぁ、あやまんねぇけど。


今度はさ、桜夢が起きてるときに、お前が求めたらちゃんとするから、言ってみろよ。


俺がほしいって」

リクエストありがとうございます！

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