善逸と愛してるゲーム【リクエスト】 ページ29
【愛してるゲームで勝敗がつかないと出られない部屋】
「愛してる愛してる愛してる、愛してる、Aちゃん愛してる!可愛い!!結婚!!そうだ結婚!結婚結婚結婚結婚結婚結婚」
『落ち着いて〜、途中から結婚ゲームになってるから〜』
どうどうと善くんをたしなめる。
興奮状態の善くんの鼻から出た鼻血をハンカチで拭き取る。
とはいえ、このまま何もしなかったら出られない。
『善くん、私が愛してるっていうから、善くんがもう一回って言って』
「えっ、Aちゃんに愛してるって言ってもらえるの⁇俺死ぬの?」
『早くしようよ……』
私と善くんは、背中合わせにその場に座った。
お互いの顔が見れないようにしたのだ。(善くんの命のため私が提案した)
『愛してる』
「もう一回!!」
『愛してる』
「もう一回!!」
やけに元気なもう一回が後ろから聞こえる。
そして、体を支えるようにおいていた私の手に善くんが、自分の手を重ねた。
ドキッとしたし、驚いたけど。何食わぬ顔でゲームを続けた。
『あ、愛してる』
「Aちゃん」
『も、もう一回でしょ!!善くんの負けだよ!!』
善くんが重ねていた手を強く引き、私は善くんの胸元に倒れるようになだれ込んだ。
『なっ』
「俺の勝ちだよ、Aちゃん。俺、耳いいからさ、聞こえるんだよね。
照れてるAちゃんの音」
耳元で名前を呼ばれ、勝敗の行方を聞かされる。
そうだった、彼は耳がいいのだ。
私が照れてることなんてすぐにばれてる。
「照れながらも、俺に愛してるって言ってくれるAちゃん可愛かっなぁ」
『も、もういいでしょぉ』
恥ずかしさで涙が出る。
善くんがゆっくりと私から離れる。
善くんの顔を見ると真剣な顔だった。
「Aちゃん、本当に俺と結婚しない?
君のためなら俺……」
私は……
『あなたのための薬指です』……式に呼んでね!
『もう少し、大人になってからね』……「あんまり焦らされると俺、何するか分かんないよ?」
おや?カズハさんに言いたいことがあるようですよ!
「カ・ズ・ハちゃん!!
リクエストありがとう!なんかこれ、俺にとって役得な感じしたけど……
あっ、ときめいてる音がする。
よかった、きゅんとしてくれて!
炭治郎だとこういかないだろう?
楽しんでくれたみたいでよかっなぁ!」
リクエストありがとうございます!
猗窩座とDキス【リクエスト】→←炭治郎と愛してるゲーム【リクエスト】
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サクシャ - イメイラとはイメージイラストの略ですよ! (2020年11月23日 20時) (レス) id: e642cc44be (このIDを非表示/違反報告)
はる - あの、、イメイラってなんですか? (2020年7月27日 21時) (レス) id: 5679566b7d (このIDを非表示/違反報告)
はる - 、、、、これが本当だったら良いのに、、、、(本当だったら義勇好きかも^_^) (2020年7月27日 21時) (レス) id: 5679566b7d (このIDを非表示/違反報告)
はる - 本当にドキドキしました! (2020年7月27日 21時) (レス) id: 5679566b7d (このIDを非表示/違反報告)
むいむい - 時透無一郎【リクエスト】無一郎とくすぐり合いっこしないと出れないお部屋 (2020年7月26日 21時) (レス) id: a03bbfefbb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:レート@苺みるく | 作成日時:2019年6月25日 7時