〇〇しないと出られない血鬼術

炭治郎と口喧嘩と……？【リクエスト】 ページ20

【口喧嘩で負けた方が勝った方を壁ドンしないと出られない部屋】



『私今、猛烈にくだらないって思ってるんだけど』


「右に同じく」

再度私達に降り注いだ受難。


そのお題が急に低レベルになった。


「んー、俺口喧嘩とかしたくないなぁ」


『でも、やらないと出られないよ』


そーだよなぁと炭くんが頭を抱える。


『取り敢えず、日頃の不平不満を言うのは？』


「お、それ名案！」


という事で、日頃は言えないお互いの不満を言い合うことになった。


『まず私ね！禰豆子ちゃんが可愛いのはわかるけど、もっと私に構って欲しい！』


「え、ご、ごめん。

えっと、俺はあんまり、不死川さんと話さないでほしい……かな」


『え、無理だよ。仕事だし、なんなら上司だよ？そういう無理難題は駄目でしょ。

それ言えば世の女性が嬉しいと思ったら大間違いだよ』


「もう、俺の負けでいいです……」

真顔と一息で言い終わると炭くんが白旗を揚げた。


あんまりにもしゅんとしてるから、申し訳なさを感じたけど、出るためだから仕方ない。


『じゃあ次壁ドンね』


私は壁に寄りかかる。



炭くんは私に近づいて顔の横の壁にドンッと手をついた。


あまり身長差がないので顔がめの前にある。



「……無理難題は承知だけど」


ボソリと炭くんが言った。


「それでも、嫌なんだ。あの人、前禰豆子を切ったろ？

Aもそういう目にあったらって思うと……」


その言葉に胸がキュンとなった。


(嫉妬じゃなくて……私を心配していってたんだ)


『不死川さんは、ああ見えて優しい人だよ、とてもね』

炭くんににこりと笑いかける。


「そうだけど、やっぱりこうモヤっとするものもあるし」

炭くんは顔を近づけて、私の首元に顔を埋めた。


「俺から、離れないでね……」




私はその言葉に


『ずっと一緒にいよう』……末永くお幸せに


『炭くんも、離れないでよ』……「絶対にありえないから安心してくれていいよ」



おや、まっころんさんに言いたいことがあるみたいですよ！



「りくえすとありがとう！！

かべどん？ってのが俺の時代はないから、調べたけど、あれ結構恥ずかしいな！


でも、まっころんの為に頑張ったんだ！


他の人は見ないで、これからも俺を応援してくれると嬉しい！」


リクエストありがとうございます！

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