優しい言い方 ページ33
「………………んんっ……。」
あれ？
ここは………………
忠『目、覚めたか。とりあえず水飲み。』
「……うん、ありがとう。」
そう言って、コップに入った水を 忠義くんが渡してくれた。
「痛っ……」
頭痛が ひどい、
あっ……思い出した。
宴会で 呑みすぎて、 浅野先輩に追いかけられて、
忠義くんに出会って 、 逃げようとしたら……
忠『大丈夫…？』
「うん。……私、ごめんなさい。」
忠『いや、Aが あんな拒否するん初めてやったから……。
俺なんか した？』
気づいてないんだ。
無意識なんだ。
「いやっ、ごめん。。。私が考えすぎてただけだから。」
忠『そんなん聞いてないやん。なんかした？って聞いてるん。』
忠義くんが 不機嫌な顔になってきた。
「何も無いよ。」
忠『何も無いわけないやろ。
そんなに言いたくないん？』
「…………言ったら、たぁくんは 私の事嫌いになるよ。」
そう、
何よりも 嫌われるのが 1番怖い。
だから 言いたくない。
忠『あんなぁ……俺がAを嫌いになることなんて、
この先 ないで。
考えられへんもん。
ましてや、Aが 嫌やって思ったこと 聞いとかな、
俺が また同じ事やって 嫌われるん嫌やもん。
やから、……教えて？』
なんて 上手に言うんだろう……。
そんな優しい言い方されたら、、、
「わかった。話す。
あのね…………」
そうして、私は普段自分の気持ちをあまり話さないけど、
自分の思っていることを ちゃんと忠義くんに伝えた。
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橙緑(プロフ) - わからないのは当たり前だよ。 (2019年9月21日 1時) (携帯から) (
レス) id: 998ae028aa (このIDを非表示/違反報告)
ハニーレモン - 移行おめでとうございます。これからの二人の行方も気になります。何も起こらなければいいんだけどなぁ。 (2019年5月24日 23時) (レス) id: 74ed2de143 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まな | 作成日時：2019年5月24日 9時
