近づかないで！！！

大人になる話 ページ15

※近づかないで!!名物企画決定の裏側の続きです



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"今日仕事終わったらうちにおいで"





特集のオファーを快諾してから3日後
朝起きたら入っていたメッセージ




心臓がドクンと大きく跳ねた




これって、前に話してたこと、、だよね…？




えっと、




とりあえず分かったと返し仕事に行く準備をする



1度うるさくなった心臓はなかなか治まってくれなくて、




明日は、えっとオフだし服は今日ので帰って来ればいいか…

ルームウェアと下着とか必要になりそうなものだけ簡単に持ってけばいいのかな…




ソワソワしながら準備して、ソワソワしながらドラマの現場へ



今撮ってるのは朝顔


たろと同様前作に引き続き呼んでもらえたのが嬉しくて毎日が楽しい




夕方、お仕事が終わってかじちゃんの車で帰宅





とは行かず、かじちゃんになんて説明すればいいんだろ…




なんて思ってると




「今日北斗くんちでしょ？」



え？なんで知ってるのこの人…



「あ、うん。お願いします」


「はーい、おまかせあれ〜」



何故かノリノリのかじちゃん
何が楽しいのさ…こちとら心臓飛び出てきそうなのに…



「あんた、ちょっとソワソワしすぎ笑」


「そりゃ、するよ…」


「そんな気を張らなくても大丈夫よ」


「無理無理、好きな人の家行くんだよ！？それだけで死にそう…」


「どうせ、それだけじゃないんでしょ？笑」


「ふえっ！？」



なんでそこまで知ってるの！？
というかやるかなんてまだ分かんないし！


顔が赤くなるけど、運転してるかじちゃんには見られてないはず



「はぁ〜やっときぃも大人の女になるのね〜！」


「…勝手に話進めないで！」


「でも、真面目な話…大丈夫よ、北斗くん信じなさい」




かじちゃんは、ずっと私についてくれて、お世話してくれてた人。



私の片想い期間も全部見てくれてて



メイクとかも教えてくれて



この人の言うことだったら信用できるんだよね




「かじちゃん」


「んー？」


「ありがと」


「はぁーい」




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