【鬼滅の刃】皆さん、お変わりないようで。其の弍

43話　盛大な勘違い ページ4

「おい....うちの弟タブらかしてるのはお前かァ？｣

『アババババ(焦り)』








現在、お昼休憩中。ここは学校の廊下。そして＿＿＿＿＿＿目の前には、鬼の形相をした数学教師。

はぁ......ホントなんでこうなったんだろ(疲)



事件の発端は数分前のことだった。








「おい菅野ォ.....ちょっとこっち来いや｣

『えっ不死川先生.....？え、あ、わた、私校則違反してないです！！！』

「ちげぇよそんなのとは別件だァ....｣

『一番絡まれちゃいかんやつや....やっちまったぜベイビー』






普通に歩いてたらこんな感じで壁ドンされたの。ときめいたかって？ときめくわけないだろ悪い方向で心臓バックバクだわ(キレ)


マジなに.....？(困惑)

たぶらかす？？なんのことですか私にはちっとも心当たりがないです人違いじゃないですか！！


でもめっちゃ詰め寄ってくる不死川先生は怖すぎてそろそろ泣きそう。誰か助けて(震え)







『し、知らない.....！です！！だ、だって玄弥君は(反応がウブで)可愛いんですもん！！』
(怖すぎて久々のコミュ症発動)

「あ！？......俺の弟は可愛いに決まってんだろ知っとるわ！！｣
(急に叫ばれて困惑中)




『だって玄弥君は(お弁当食べきれない私を)気遣ってくれるし！(転びそうになったら)優しく(肩を)抱いてくれるし！！(このおかず)好きって言ったら遠慮がちに俺もって言ってくれるし！！』

「な、んだとォ！？もういっぺん言ってみやがれ！！｣





必死に考えた末に言い訳を口にしたら逆効果だったようで怒鳴られる。

えなんで、今私なんかした！？！(した)

説明が悪かったの！？！？(大正解)






『とっ、とりあえず！私玄弥君大好きなので私に(怒ったからって引き離さないで)ください！』

「誰が弟をてめぇにやるかァ！！｣

『なんの話！？！』

「お前が言ったんだろうがァ！！！(キレ)｣






多分これ怒ってる原因全部私だけど助けて！！誰か！！だーれかぁぁぁぁぁぁぁ！！！(必死)

マジで殺してきそうな勢いの不死川先生。なに！！なんで怒ってんの！説明求むわ！！









「えっ兄ちゃん....？に、え、菅野？｣

「おい不死川....貴様、何をしている｣







............ﾋｴｯ

廊下の向こう側から玄弥と伊黒が現れた！どうする私......いやこれは逃げれない詰んだ！！(絶望)





このあと不死川先生が私に壁ドンしてたことで有らぬ誤解を受けて、めっちゃ頑張って二人で誤解解いた(メンタル死亡のお知らせ)

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