【鬼滅の刃】皆さん、お変わりないようで。其の弍

66話　ヒート寸前 ページ30

「よし、行ってくる｣






第二試合で名前を呼ばれ、錆兎達が立ち上がる。


あれもう始まるの？？他の学校の試合全く見てなかったぜベイビー。

なら、皆は他の学校の試合を見てたから私の話を聞いてくれてなかったのね！なるほどだね！！(泣)



めっちゃ頑張って話しかけてたのに「ああ｣とか「おお｣とかしか返ってこなかったからちょっと泣きそうだったんだけど秘密にしとこう(涙腺緩め)







「(ん？スマホが止まった。起動しないな....)菅野、(手伝ってほしいから)来い｣

『えっ』







そう思いつつ再度写真を撮るためにスマホを構えようとしたら、軽く肩に手を回される感覚。あれ、待っ、て.......






...............ぎぇぇぇぇぇぇぇぇえ隣に冨岡先生の顔がぁぁぁぁぁぁぁ！！！！！(発狂)



待って待て待て待てかっこよすぎな？？えっなになに冨岡先生の脳内で何が起こったの、なにがどうしてこうなったというかご褒美ですありがとうございます？？？？(混乱)


思わずスマホ取り落としたわ。ちょ、下からガンｯて音がした(絶望)けどとりあえずこのシチュエーションが無理すぎる。








『あ、の......と、冨岡せ』

「おい、落ちた。......ん、待て(俺の方が近いようだし俺が取るから)動くな｣

『ふえっ......あ、ひゃ、ひゃい』






一応言っとくけど、何にもやってないよ？？(確認)


普通にただ肩を引き寄せられただけですから。大丈夫大丈夫、私の心臓の鼓動を除けば他は全てが平常運転なんだよ。

ただただ顔が良すぎて私の心臓はヒート寸前だけどなんともないよ(危ない)








「勝者、キメツ学園｣


『......っ、あ、あれ？終わった.....？あ、冨岡先生終わりました！第二試合も勝ちましたよ！？』

「そうだな｣








しばらくそのままスマホをいじっていた冨岡先生たが、勝ったと聞いて私の体を離す。


ヒェッめちゃくそいい匂いしたぁ........もう死ぬ。キュンキュンし過ぎて死ぬ、そろそろ私恋の呼吸の使い手になれるような気がする。(気のせい)








「......？A、どうしたんだ？少し顔が赤いように見えるな｣



『え！？そ、そう.......あ、な、ナンデモナイヨー？』

「？.....嗚呼。なんでもないと思う｣

「義勇もそう思うのか？まあ、ならいいんだが.....｣








このあと次の試合が始まるまで錆兎達と顔を合わせられなかった(罪悪感)

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