【鬼滅の刃】皆さん、お変わりないようで。其の弍

49話　まさか当たるとはね ページ12

どこ？今の声はどこから聞こえた？


必死に耳を澄ましてみるけど、私は善逸みたいに耳が良い訳じゃないからもう何も聞こえない。なんで私の耳はもっと良くならなかったんだ.....！(絶望)



後ろから相変わらず声が聞こえたけど、振り返る暇がない。早くしなきゃ助けなきゃ。

あー、クソ......足も早くないしさ、なんで私こんな平凡なわけ？？もっとあるじゃん特殊能力的なさ。主人公なのになんもないぞコノヤロー。









「ひっ！＿＿＿＿＿も、＿＿＿＿＿＿です＿＿＿＿＿＿＿や、やめてくださ、｣

『！！......えっどこから聞こえてるのこれ！どこ！、(汗)』







また微かに声が聞こえたけど、音が遠くてよく聞こえない。.....あ、でも待って、もしかしてやめてくださいって言ってた？今！？

いや絶対危ないじゃんどこにいんだよ〜マジで〜〜、見つかんねぇよ頼むからもっと分かりやすいところにいてくれよ......！




もう息がきれてんだよ私体力ないから！！！！(必死)








「おいおいそりゃねぇだろ＿＿＿＿＿＿＿とは言わせねぇぞ？｣







！.....今度は、もっと近い。気がする。気がしただけかも。

これ多分周りから見たら私はただ全力疾走してるだけの変人だと思うけど、でもこの際別に良い。大丈夫、そんなの気にしないよ....。(嘘)





......えっと〜あれだ、そう、多分路地裏とかだろ？多分だけどチンピラがいるのなんてそういう所だろ！知ってるからな私！！ドラマとかで！(ありがち)



でもパッと見渡した限りここら辺路地裏めっちゃ多いな、どれだよどの路地裏(？)だよ。

う〜ん、とりあえず適当に覗いてみるか？まあ適当でも当たることだってあるもんな、直感とか大事って言うし！よし行こう！



＿＿＿と思ったけどえ〜、めっちゃ数ある〜わかんねぇ〜！！どうしようこんなときに善逸がいてくれたらなぁ、炭治郎でもいいなぁ〜！！(涙)




........もういいや、諦めた。勘で適当な所に突っ込んで行ってみよう。

大丈夫だって、私勘とか鋭いから。(適当)









「なあ.....ほら、金持ってんだろ？知ってんだよ、さっさと出しな坊っちゃん｣





『エッ..............あ、いや........その子に何をしてるんだお前ｯ！！』









いやだってあの、あのまさか本当にいるとか思わなかったからさぁ〜〜〜ねぇ「エッ｣て言っちまったじゃんどうしよう！！！(呑気)

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