【鬼滅の刃】皆さん、お変わりないようで。其の弍 (ページ11)

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48話　「し｣ってなんだページ11

『冨岡先生！錆兎！さよなら！』

「さよなら。気を付けて帰れ｣

「無一郎、有一郎、Aから目を離さないでくれ｣

冨岡先生ともう少し残ると言う錆兎に手を振って二人と帰り道を急ぐ。結局皆を見てたら日が暮れました(ヤバイ)

はあ、伊黒さんに怒られる.......やだ帰りたくない怒られたくない！！(ガクブル)

まあ、ただ帰るだけだし特に何も起こらないはず......って待て待て無一郎君どこに行く気なのかな？ちょ、寄り道はしないよ？？はい帰る！まっすぐお家に帰る！！

「なんでダメなの？｣

『なんで？えっと......校則で決められてるから？』

「校則なんて気にするタチだったっけ｣

『シラネ(目を反らす)』

そりゃあね、校則なんて守ろうとは思ってないですよ？(グズ)

だって規則って破るためにあるでしょ、この間宇髄センセーに聞いたから。派手にぶち破れって言ってたから(問題あり)

ただ、ただな無一郎君。

『もう暗いでしょ？こういう時には気色悪い変態が出るから！』

「もう俺らの隣にいる｣

『だまらっしゃい』

これでも年上だからな？先輩だからな？？別に変態じゃないし。ち、違うし。

と、とりあえず有一郎君の頭はグリグリしちゃうからな！！悪い子にはお仕置きが必要だよね！.....ね！！(威圧)

『二人とも、不審者にあった場合は"おはしも"だよ！！押さない！走らない！し、し......死なない？だっけ？あれあってる？』

「喋らないだよA｣

「しかもそれ火事のやつな。"いかのおすし"だろ？不審者に会ったのに走らないでどうすんだよ｣

『......確かに！』

「無一郎、こいつは駄目だ早く帰ろう｣

まっ、ちょ、変なこと言った私が悪かったからおいて行かないで！！！(必死)

今ここでおいて行かれたら家に帰れない可能性が出てくるから必死で止める。マジで二人だけが頼りだから！

....にしてもそうか、"いかのおすし"か。確かにそうだわ(納得)

いやめっちゃ前から間違えてた気がする、ホント不審者に会って走らないとかイカれてんな....。

「まったく、Aって事件に巻き込まれたら真っ先に死にそう｣

『それな。私も最近そう思う.......ｯ！？』

「おい、A？ちょ、止まれ！！どこに行くんだよ！？｣

有一郎君に慌てたような声で呼び止められるけど、二人を残して走り出す。

ごめん急に走り出して。でも今どこかで、＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿子供の怯えた声がした。