394話 再び ページ31
守ると誓ったのだから、彼ら四人を守らなければ
そう思って、自分の出せる最速のスピードで走りはするけれど
_______心のどこかで、もう今さら間に合わないんじゃないのかと
そんな、不吉なことを考えてしまっている自分がいた
『無一郎君、玄弥君!それに.....お前は、上弦の壱....!!』
「!な、流星.....!?お前、左目は.....」
そこは、地獄絵図であった
全員辛うじて生きてはいるものの、無一郎君は足や腕を失っていて、玄弥はほぼ完璧な鬼に
悲鳴嶼さんや不死川さんも、傷だらけの出血多量だ
どうしようどうしようどうしよう、このままでは全員アイツに殺されてしまう
鬼に攻撃するにしても、無一郎君は完璧に鬼の間合いに入っている
もし刀が1度でも無一郎君に当たったら、それだけでもう致命傷になりかねない
そんな私の心中を察したのか、苦痛に顔を歪めながらも無一郎君が叫ぶ
「A!僕に構わず......僕もろとも斬って構わないから、早くして!!」
『ッ、うん、わかっ________』
.......次の瞬間
上弦の壱が叫んだかと思えば、私は、その体から無数の刀が飛び出すのが見えた
どうしたんだっけ、御館様をお守りしたときは
確か咄嗟に手を伸ばして、そう、念だ
______″神の守護(パーフェクトキューブ)″
その見えない四角い念でできた箱に、一瞬で四人が包まれる
良かった、大丈夫だ
これで、全員致命傷は避けられる......
そう、思ったのに
「ぁ.......がはッ、」
玄弥君だけが、鬼の攻撃をもろに受けた
なんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんで、なんで
縦に触れ下ろされた刀は玄弥君の体を斬り、その様子がスローモーションのように流れていって
『玄弥、く.......ん....』
______なるほど
私の念能力は、鬼には効き目がないらしい
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セブンス・エイカン(プロフ) - キメツ好きさん» 好きですか!本当ですか!?(喜)無一郎君はできれば助けようと思ってます、コメントありがとうございます.....!じゃんじゃん(?)救済して行きますよー! (2020年6月22日 22時) (レス) id: b773bec88c (このIDを非表示/違反報告)
キメツ好き - はぁぁぁ泣けますね.....やだ好きです.....()御館様もしのぶさんも助かって良かった!!玄弥くんは.....悲しいけど.....無一郎君は助かるんですかね?救済してください!お願いします! (2020年6月22日 17時) (レス) id: b2fc3cf6a1 (このIDを非表示/違反報告)
セブンス・エイカン(プロフ) - 中トトロさん» ありがとうございます!面白いと言ってもらえて嬉しいです!更新頑張りますー! (2020年5月21日 7時) (レス) id: b773bec88c (このIDを非表示/違反報告)
中トトロ(プロフ) - 続編おめでとうございます!とっても面白いです!これからも更新頑張ってください!楽しみにしてますよ! (2020年5月20日 23時) (レス) id: b4064f663e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:セブンス・エイカン | 作成日時:2020年5月17日 20時