Orange ball 3【青峰大輝】

６４話 ページ5

『お先失礼します』


「お疲れ〜」


柴山「キセリョまだいるかなぁ」









部室で着替え終わり、体育館を除く








柴山「あっ、いる！！って何で１on１してるの！？」









それは丁度勝敗が決まった瞬間だった







ガンっとブロックの手を押しのけ

ダンクを決める黄瀬くん









見ればギャラリーは完全にいなくなっていた









黄瀬くんと勝負してる赤い頭…

あれは…たしか黒子くんの前の席の









柴山「わ、火神よりもキセリョ強いんだね〜」









そうだ。火神大我だ









黄瀬「よっと…あ、Aっち！」


『何しに来たの？』


黄瀬「いきなりそれっスかｗ」









苦笑いを見せると


くるっと黒子くんたちのところに戻る黄瀬くん









　






　









黄瀬「やっぱ、黒子っちください」




「「……！？」」




黄瀬「海常(うち)においでよ

また一緒にバスケやろう」








柴山「ねぇ、ねぇ！何あれ！BL！？！？」


『ちょ、乃蒼、興奮しないで』






　






　









“また一緒にバスケしよう”








　









ねぇ、今何を思って言っているの……？









　









帝光のバスケ(あんなの)を誰がもう一度したいと思う…？



あんたにそんなこと言える権利あんの…？









黒子「丁重にお断りさせて頂きます」

黄瀬「文脈おかしくねぇ！？」









断ってくれたのにホッとする








　





柴山「A…？」


『かえろ』


柴山「え、いいの！？」


『うん』


柴山「じゃあコンビニ行こー！」


『はいはい』









　





コンビニにつくと何人か女バスがいた









柴山「そういえばさっきのA怖かった〜」


『…えっ？』


柴山「なんか凍ってたよ！」









…あの日からたまに


感情が一気に冷めるときがある


それは自分でも感じている


そしてそれは


大抵キセキの世代絡みということも…









『ごめんごめん』


柴山「もーびっくりしたよ。あ、これ1口いる？」


『私抹茶苦手ｗ』


柴山「なぬ」









　









ザッ＿＿＿＿＿＿＿＿＿









　



柴山「ん！んんん〜！んん！」


『ちょ、乃蒼食いながら喋ろうとしないで』


柴山「ｺﾞｸﾝ…Aうしろ！！」








〜〜



すみません言い忘れてました！


作中に出てきたオリキャラ相田来夢は


相田リコのお姉ちゃんという設定です！


把握お願いしますm(__)m

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