８６話 ページ27
目の前には萌音ちゃんがいる
ﾄﾞｸﾝ
ﾄﾞｸﾝ
今はみんないるし見つからないはず…
1歩
また1歩
その差は縮んでいく
「さっきのさ〜〜〜」
「そういえば差し入れのあれ〜〜〜」
楽しそうな笑い声とは裏腹に
私たちの空気はピリッとしている
来る
いつもみたいに何気ない感じで
気付かないふりで
息を殺して＿＿＿＿＿＿＿
萌音ちゃんたちとすれ違う
そう
そのまま
何も知らないふりで＿＿＿＿＿＿＿
ｽｯ＿＿＿
え…指……ふれ＿＿＿＿
萌音「＿＿＿＿＿＿」
『っ＿＿＿＿』
今、確かに
すれ違い際に
私の指
触れて＿＿＿＿＿＿＿＿
「は〜、やっぱオーラある〜」
「戦ってもいないのに何か疲れた」
「てかさ、今川口萌音、なんか言ってたよね…？」
「あ、私も聞こえた。なんか、まっ＿＿＿」
ｶﾞｸﾝｯｯ
力が抜けてその場に崩れ落ちる
柴山「A！？」
『こ、し抜けた』
柴山「大丈夫！？どっか痛めた！？」
『いや、痛めては…』
ﾎﾟﾀｯ
『あっ』
「A…？」
「なになにどうしちゃったの…！」
『あ、や、何でもないです…
目にごみ入っちゃったみたいで』
柴山「立てる？」
『うん』
腕を引っ張ってもらって立ち上がる
「A、歩ける？」
『はい、大丈夫です』
私たちはまた歩き始めた
萌音ちゃんが
私に話しかけた
“待ってるよ”
そう言った
私に
こんな私に
また
話しかけてくれた
柴山「ねぇ、本当に大丈夫…？(ﾎﾞｿｯ)」
『う〜…やっぱり好き〜〜』
柴山「え？？」
止まらない涙は
今までため込んでいた
名前のよくわからない
変な感情
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あっぷるな(プロフ) - 月依さん» こんなこと言われたらドキドキしちゃうよ、、と思いつつ書いております(笑)ありがとうございます！(* > <) (2020年11月15日 23時) (
レス) id: 22bcb21141 (このIDを非表示/違反報告)
あっぷるな(プロフ) - Mさん» ありがとうございます！頑張ります(*^-^*) (2020年11月15日 23時) (レス) id: 22bcb21141 (このIDを非表示/違反報告)
月依(プロフ) - 青峰くん好きなのに他の人にもドキドキした。つらい…(語彙力)こんな時間まで読み込んでしまいました。こんな世の中ですが、更新頑張ってください_(┐「ε:)_ (2020年10月31日 3時) (レス) id: 3ab274a197 (このIDを非表示/違反報告)
M - 更新待ってます！！頑張ってください。大好きです(*´∀｀*) (2020年10月27日 22時) (レス) id: 6ba727d14b (このIDを非表示/違反報告)
あっぷるな(プロフ) - のぞみさん» ありがとうございます！そう言ってもらえると頑張れます、、！！(;_;) (2020年8月11日 20時) (レス) id: 22bcb21141 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あっぷるな | 作成日時：2020年6月22日 12時
