【ONE PIECE】唯一無二の彼女は美しい (ページ40)

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ゆっくり瞼を開け目を覚ますとゾロは物凄い勢いで船を漕いでいた

貴女『えっ！？あれっ！！ルっルフィは？』

船にいる筈のルフィの姿が見当たらないとキョロキョロと周りを見ているとルフィの声は何故か上から聞こえたので見上げて見ると鳥に咥えられたルフィの姿があった

ルフィ「ぎゃーーーっ助けてーーーーっ」

貴女『ルフィっ！！！！？』

ゾロ「おいセナっ！！
あいつの方向を教えてくれ！！」

貴女『あっうん！！』

ゾロは船を漕ぎセナは鳥が飛んで行っている方向を教えながら進んで行く

貴女『あれ！？』

「おーーーい止まってくれェ！！」
「そこの船止まれェ！！」

貴女『ゾロっ！！遭難者がいるよ！！！
どっどうしよう！！？』

ゾロ「こんな時にっ！！
船は止めねェ！！勝手に乗り込め！！！」

ゾロはそう言い速度を落とすことなくて漕ぎ進むと遭難者三名は船に乗った

ゾロ「へえ！よく乗り込めたな」

「「「ひき殺す気かっ！！」」」

「ハァ…ハァ…」
「なんて乱暴な奴だ…！！おい、船を止めろ俺達ァ
あの海賊＂道化のバギー＂様の一味のモンだ」

海賊は刀を出し脅して来た

ゾロ「あァ！？」

脅して来た海賊三人はゾロにボコボコにされ手のひらを返すかの様に大人しくなった

「あっはっはっはっ」
「「「あなたが＂海賊狩りのゾロ＂さんとお連れ様のセナさんだとは知らずっ！失礼しましたっ」」」

ゾロはセナを守る様な体勢で座り直した

貴女『ルフィ…見失っちゃった』

ゾロ「とにかく真っ直ぐ漕げ
あいつの事だ陸でも見えりゃ自力でおりるだろう」

貴女『うん、そうだね
あっ！それで？何で海賊が海の真ん中で溺れてたの？』

「それだっ！！よく聞いてくれやした！！」
「あの女っ！！」
「そう、あの女が全て悪いっ！！」

貴女『女？』