【ONE PIECE】唯一無二の彼女は美しい (ページ39)

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第8話ナミ登場ページ39

コビー達と別れ海へ出た
海へ出たのは良いが……一向に島などは見えて来ない
航海術を少しあるセナはルフィの隣で寝ていた

ルフィ「あーーー腹へったーーー」

ゾロ「だいたいお前が航海術持ってねェってのはおかしいんじゃねェか？」

ルフィ「おかしくねェよ
航海術はセナが持ってるんだ」

そう言いルフィとゾロは寝ているセナの方を見ながら話す

ゾロ「なるほどな…」

貴女『ゔっ……う……』

セナは魘され汗を流していた

ゾロ「おい魘されてるみてェだけど大丈夫なのか？」

ルフィ「最近多いんだよ……昔の記憶が少しづつ思い出してるのかもって言ってた……」

ゾロ「そう言えば記憶が無い部分があるとか何か言ってたな…」

ルフィは魘されているセナの頭をポンポンと優しく撫でながら空を見上げる

セナは夢を見る時はいつも同じ夢を見る

目の前は火の海

ハッキリとは見えないが

沢山の人が血を流し倒れてる姿

貴女『(熱い…苦しい…)』

後ろを振り返ると女性は血を流しながらも子供を抱き締め泣いていた

「ごめ…んね…守れなくて…ごめん……ね____……」

貴女『(なんて言ったんだ？)』

炎が燃える音、人の悲鳴の所為で聞こえないのか…それとも…記憶がそこまで思い出せていないのか…ハッキリとは聞こえなかった

女性は子供の背中を押して崖から落とす

貴女『っ！？』

セナは子供の方へ急いで行くが子供の姿は無い

「…ゔっ…ゔっ…ごめん…ね…」

その女性は後ろから銃で撃たれ
泣きながら息を引き取った

貴女『(何度も繰り返される…同じ夢
……見たく無いよ……見たく無い……嫌だ……よ…)』

セナはその光景を見て涙を流す