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「マジか〜!女の子のご飯が毎日食べられるのか!」
今まで当番制で料理をしていたハートの海賊団は大喜び。しかも可愛い女の子の手作りときたら騒がないわけがない。
「マリン、お前料理なんてできたのか?」
ローが尋ねる。
『えぇ、クロコダイルの所にいた時に情報収集の為にちょっと…ね。』
「へぇ、それなら期待できそうだ。」
_______
「みんな〜‼シャボンディ諸島が見えてきたよ‼」
朝食を食べ終わり甲板で寛いでいるとシロクマのベポがシャボンディ諸島が見えてきたと報告をする。
マリンは読んでいた本を閉じて船内に入っていく。
「あれ?マリン部屋戻るの?」
『えぇ、着替えてくるわ』
そう言い残して自室…もといい船長室に入っていく。
「マリンか…」
『えぇ。そういえば、私の部屋はないのかしら?いつまでも貴方の部屋でお世話になる訳にはいかないし…』
そう、このハートの海賊団に入ったばかりのマリンにはまだ部屋がないのだ。
「…そうだったな。なるべく早く準備させる。
…それより、ほかに用があったんじゃないのか?」
『あぁ、着替えをしようと』
「そうか。俺たちは先に上陸の準備をしている。着替え終わったら来い。お前の荷物はそこに置いてある」
そう言い残すとローは部屋から出て行った。
『……荷物持ってきてくれてたんだ…』
______
着替えを済ませて甲板に戻るとすでに上陸の準備はできていた。
「…来たか。マリン、お前は俺達と来い」
『…了解』
__
「ついた〜‼」
「船は頼んだ」
ローがそう言えば船番のクルーは元気よく返事をした。
そしてロー、マリン、シャチ、ペンギン、 ベポの5人でシャボンディ諸島に上陸した。
__21番GR__
わ〜‼きゃ〜‼
あちこちで悲鳴が聞こえる。
「怪僧が暴れてる‼!」
21番GRに着くと"怪僧"ウルージと"殺戮武人"キラーが派手な戦闘をしていた。
ローはその戦いを木箱に座り見ていた。マリンは興味がなさそうに爪を弄っている。
ガキィン‼‼
しばらく戦闘が続いたと思えば次は"赤旗"X・ドレークが戦闘を中断させる。
「今いいとこだったのに…」
「‼」
「ドレーク屋……‼お前…何人殺した?」
そう言うとローは怪しげに笑い歩き出した。マリン達もそのあとに続く。
『次はどこに行くの?』
「ヒューマンショップだ」
『…悪趣味』
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ぼんど(プロフ) - マリアさん» コメントありがとうございます!早くローとの展開を書きたいので頑張りますね! (2021年7月21日 23時) (レス) id: 35902c24cd (このIDを非表示/違反報告)
マリア(プロフ) - とても、面白いです!これから、ローとどうゆう関係になるのか楽しみにしてます(^^)更新待ってます! (2019年9月1日 19時) (レス) id: 4cdcd75303 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ぼんど | 作成日時:2019年5月5日 23時