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「…………痛い……」



ガンガンと殴られているように頭が痛い。吐き気もする。これは俗にゆう二日酔いだ



二日酔いなんて…初めてなった…


昨日はマリンが仲間になった歓迎の宴をした。主役であるマリンは酒を浴びるように飲まされた挙句飲み比べまでしてしまった。




(そういえばここ…船長室?)



沢山の医学書やクローゼットには見覚えがある。マリンは一度、自分の心臓を取り戻すためにローの部屋に入ったことがあるのだ。




__ガチャ


しばらくベッドでぼーっとしていると扉が開いた。我らが船長、トラファルガー・ローが入ってくる。




『……おはよう』

「あぁ…」




『そういえば…心臓、早く返してくれない?』

「くくっ…そうだったな。」



ローは心臓を取り出しマリンに返した。



『ふぅ〜…心臓があると安心するわ…』

「くくっ…そうか。朝飯の時間だ。食堂行くぞ」



そう言って出て行ったローの後を追いかける。


食堂に着くと、そこにはすでに沢山のクルーがいた。



「あ、マリンおはよ〜」



『…おはよ』



「「かわい〜♡」」



そんなクルーを無視して空いている席へ向かい朝食を食べ始める。


すると中心でローが食堂にいるクルー達に呼びかける。



「全員揃ったな?次の島について話をする」


次の島…確か…




「次はシャボンディ諸島だ。人攫いは大丈夫だと思うが天竜人と海軍に気をつけろ。


それと… 俺とマリンを含める11人の超新星がこのシャボンディ諸島に集結する。とくにユースタス屋には気をつけろ…なにをしてくるか分かんねぇからな」




「「アイアイキャプテン‼」」






_______


『ところで貴方達…朝からこんな油っこい物出すなんてふざけてるの…?』



「しょうがねーだろー?昨日の宴で作りすぎちまったんだから」


今日の朝食には昨日の宴で残った肉や魚が並んでいる。ちなみにマリンはクロコダイルの元でコックをしていたので食にはうるさいほうだ。



『信じられない…!食料の配分も気にせずに作ったってこと!?この船のコックは!?』



「「いねぇな」」



皆が口を揃えて言うのでマリンはよろよろとよろけ、近くにいたローに肩を支えられる。



そして何かを決心したように背筋をピンッと伸ばし立ち上がる。




『元レインディナーズレストラン料理長としてこの船のコック私が引き受けるわ!』

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ぼんど(プロフ) - マリアさん» コメントありがとうございます!早くローとの展開を書きたいので頑張りますね! (2021年7月21日 23時) (レス) id: 35902c24cd (このIDを非表示/違反報告)
マリア(プロフ) - とても、面白いです!これから、ローとどうゆう関係になるのか楽しみにしてます(^^)更新待ってます! (2019年9月1日 19時) (レス) id: 4cdcd75303 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ぼんど | 作成日時:2019年5月5日 23時

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