我妻クン は 予約済み【我妻善逸】

____スキ ページ46

『ふっ、ん、もう、やだっ』


あれから どれだけ時間が経ったか わからない。

両手を押さえつけられ、身動きが取れなくなった私に

善逸はずっと好き放題だ。


そっと優しく耳に触れてみたり、たまに強く握ってみたり息をふきかけたり、わざと耳もとで囁いたり。



善逸「...息荒くなってきたね、気持ちいの？」


『うるさ、いっ、』


この一部始終を誰かに聞かれていたなら間違いなく誤解されるだろう。だから先に弁解しておく。


※耳を触られているだけです。しかも猫耳。


善逸「ね、コッチ触ったらどうなっちゃうの？」


コッチ？


善逸の視線を辿ると ...私の尻尾。


『ダダダダダダメ！こっちだけは本当に！』


善逸「ふぅーん？」


あ、ダメだ。逆効果だ。

容赦なく 手を伸ばす 善逸。


『そ、そっちは全然なんにも感じないよ！！』


『ほほほほほんと！ほんとだって！触っても面白くないから！』


今考えれば 私の嘘なんか 善逸に筒抜けだっただろう。

この時の私は冷静じゃなかった。完全に判断ミスだ。


『ひっ、ぁっん、ぁっ』


善逸「なんも感じないんじゃなかったのー？」


私の反応を楽しむように口角を上げる善逸。

ぎゅっと尻尾を掴んでみたり、撫でてみたりコッチも好き放題。


『ぜん、いつっ、もういい加減に、してっ、ん』


善逸「ヤダ、って言ったら？」


『き、きらいになるっ、』


その途端、尻尾をいじり続ける手がピタリと止まった。

よ、よかった...


と安心したのもつかの間



『んぇっ、あっ、ふっ、ん』


耳と尻尾に同時に 快感が襲ってきて 思わず顔をゆがめる。



善逸「さっきのコトバ 撤回して」



ああ、今の善逸には何を言ってもダメだ。


でも、このままじゃ、ほんとにおかしくなりそう...。





ﾋﾟｼｬｰｯ


勢いよく襖が開けられて善逸の手が今度こそ止まった。



炭治郎「さあやの苦しそうな匂いがしたから思わず来てしまった、」


そこには 気まずそうな顔の 炭治郎



『たんじろ〜〜、お前は本当にデキる奴だよ〜!!』


次の日 私の 猫耳と尻尾は キレイさっぱり消え去っていました！めでたしめでたし！(善逸は炭治郎に大激怒)


仲直り？/えちえち難しい


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猫化 で えちえち... 頑張りました。

これは大丈夫ですよね！？アウトじゃないですよね！？

リクエストして下さった 禰豆美 様 ありがとうございました！

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