____スキ ページ5
(さあやside)
『善逸!待ちなさいよ!』
今日も今日とて 私は善逸を追いかけている。
いつもの事だ、みんな見慣れているのか何も言わない。
あ、申し遅れました
私は 花園 さあや
一応 この ポンコツ ...じゃなくて、
我妻 善逸 の許嫁です。
善逸「ちょっ、1回止まろうよ!話をしよう!さあやいっつも突然怒こりだして俺の話を聞かないんだからさァァァ!」
『はぁ?話しぃぃ!?どうせ言い訳ツラツラ並べるだけなんだから聞くだけ無駄だわァァァ!』
善逸「オイ!加速すんなよ!なんなんだよマジで!足速すぎんだよ!」
とか言う善逸も私から逃げ切っているのだから私より早いのだ。
むむむ ...悔しい
善逸「ちょっと!!??またスピード早くなったんだけど!?なんなの!?」
ぎゃーぎゃー言いながら屋敷内を走り回る私たちを止められる人はもう居ない。
いや、正しくは止めてくれる人は居ない。
____1人を除いては。
「2人とも!いい加減やめないか!屋敷内をドタドタと走り回られる人の気にもなったらどうだ!?」
突然善逸の前に仁王立ちした 炭治郎
善逸は止まりきれずそのまま炭治郎に突っ込んだ
もちろん 私も ()
炭治郎もまた止めきれず後ろに倒れ、
そのまま3人とも 中庭に投げ出された。
下から
炭治郎,善逸,私の順で 団子のように重なっている
『イタタ...炭治郎、突然出てくるのはやめてよぉ』
炭治郎「す、すまない。ここまで考えていなかった」
善逸「ねぇさあや!重いんだけど!重いんだけど!?早くどいてくれない!?」
『おいお前なんで重いって2回言ったんだよ1回で伝わるだろ普通!!』
善逸「だから重いって!なんで1回どいたのにまた乗るんだよアホか!?」
『私はアホじゃないもん!バカだもん!』
善逸「そーゆーのがアホって言ってんの!」
炭治郎「2人とも...早く降りてくれないか?」
炭治郎「(ああ、怪我が悪化しそうだ...。)」
善逸「さっさと降りろっての!!」
善逸は私の脇に手を添えて軽々と持ち上げる
『ちょっ、降ろしてよっ』
善逸「顔真っ赤」
善逸「なんだよ照れてんの?」
にやにやしながら聞いてくる善逸。
む か つ く
そりゃあ照れるだろ!!??
手添えてる位置 アウトなんだよ!
善逸「お前が全然どかないからでしょ」
そう答えてから優しく私を降ろす善逸の後ろで
ものすごい形相の炭治郎が立っている
あ、やべ。
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花炭 - ツンデレ可愛い! (2020年4月6日 7時) (レス) id: 1204e3a38d (このIDを非表示/違反報告)
藤 - リクエスト面白かったです!!続編も頑張ってください!! (2020年3月7日 15時) (レス) id: 236dcf4985 (このIDを非表示/違反報告)
禰豆美(プロフ) - 珠那さん» 好きです、ありがとうございました!私の無茶ぶりを聞いてくれてありがとうございます!これからも頑張って下さい!!!!!!! (2020年3月6日 13時) (レス) id: c88b5278bc (このIDを非表示/違反報告)
珠那(プロフ) - アイリさん» ありがとうございます!!すみませんこのコメントとても嬉しいのですが、ツボに入ってしまって1人で早朝から笑ってますw 火雷神...最高の褒め言葉です(は)さあやちゃんの事も推してくれるなんて...ありがとうございます!!!ご期待に添えるよう頑張りますね^^ (2020年3月6日 6時) (レス) id: 585395257d (このIDを非表示/違反報告)
アイリ(プロフ) - 応援してます!!頑張ってください!!(頭おかしくてすいません…本当に面白いですっ!) (2020年3月6日 0時) (レス) id: 9994b3068f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:珠那 x他1人 | 作成日時:2020年1月29日 22時