俺の部屋には妖怪が住んでいるようだ【BL】【オリジナル】

。。。漆 ページ9

『さ、西園寺…？』



｢そうそう、西園寺、よろしくね｣



西園寺ってすげーお金持ち感



｢ところで、｣



すると西園寺は顔を近づけ



｢君ってすごくいい匂い｣



と耳元で言ってきた



『っ！？』



ばっと後ろに退く

なんだこいつ…


じりじりと相手の様子を伺う


すると西園寺は手で頬をかき、困ったように笑う



｢あぁ、ごめん、ごめん

それよりも体育館、行かなくていいのかい？｣



『あ！忘れてた！！！』



｢体育館なら1階に降りて東側だよ

では、またね｣



『あ、うす』



西園寺に言われた通りに体育館に急ぐ


お、まじであった、あそこか？


体育館の入口の前に立つ

…時刻は9時12分

はい、死んだ＼(^o^)／


まぁ、いい、

深呼吸して……



ﾊﾞﾀﾝｯ



うし、侵入成功…

このまま、自分の席に座るぞ…


そそっと足音を立てないように1−Bのところへ向かう


あった！俺の空いている席！！



『よっしゃあ！！！』



…あ、やべ


みんなの視線が一瞬で俺に集まる


＼(^o^)／＼(^o^)／＼(^o^)／



｢ごほん、そこの君、あとで職員室に来なさい｣



ステージに上がっている校長に言われる

最悪だ…


とりあえず、空いている席に座る



｢お前、おもしれーな｣



けらけらと笑い、声をかけてきたのは黒髪短髪



『ん、あぁ、さんきゅ』



｢目、死んでるぞw

あ、俺、篠原空弥、よろしくな｣



へぇ、空弥って言うのか



『俺は皐月A、よろしくな』



高校初の友達ができた









『う…』



校長の話なげー……

眠くなる…

死ぬ…眠すぎて死ぬ……



俺は襲い来る強烈な睡魔に身を任せ目をつぶった




.

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