俺の部屋には妖怪が住んでいるようだ【BL】【オリジナル】

。。。陸 ページ8

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疲れた…

まぁ、当番、校庭には誰もいない



その前に一言言わせて



『広すぎだろぉぉおおぉ！！！』



誰もいない校庭に静かに響く俺の声



くそ、遅刻してるのにどこ行けばいいのか分かんねぇ



とりあえず、教室探すか…


俺は確か、1−Bだったっけ？



ふと腕時計を見ると時間は8時50分



やべぇ、入学式9時からだよな



急げ、急げ！



『あ！』



適当に走り回っていると1−Bの文字が見える



『よっしゃあ！！』



ｶﾞﾗｯ



『は』



誰も、いない、だと！？



『やべぇ、みんなもう体育館に向かったか！？』



俺はすぐさまかかとを踏み直す



『くそぉ、遅刻確定じゃねーか！』







階段を滑るように降りる



そのとき、



｢おや、お困りかい？｣



頭上から声がした


反射的に上を見上げると、金髪のいけめんがひらひらと手を振っている



｢赤いネクタイ…

1年生か、入学式はどうしたのだい？｣



『あ、えっと、迷子っす』



てか、急いでるんだけど



｢へぇ、入学初日から…

ふふふ、おもしろいね、君｣



すると、そいつは上から飛び降りる



ん、飛び降りる！！？？



『うおぉ！！？』



そして、着地



｢よっと、｣



そいつは何事も無かったのようにぽんぽんと汚れた箇所をたたき、俺ににっこりと微笑む



｢僕は西園寺唯斗

よろしくね、1年生くん｣





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✩･✩･✩･✩･✩･✩･✩･✩･✩･✩


西園寺唯斗 さいおんじ ゆいと

容姿
＊いけめん
＊金髪(くせっ毛)
＊目は焦げ茶
＊身長、185cm
＊体重、67kg

性格
＊紳士的
＊優しい
＊天然？

。。。漆→←。。。伍

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