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163話 ページ27

ジャック「お前は…」

『え?俺?』

ジャック「お前はなんで他人の為に必死になれる?」


 
 
 
真剣そうな顔で俺を見つめるジャック。
んー動機はないな。学園長に頼まれただけだし。
 
 
 
 

『なんとなく』

ジャック「は?」


『理由なんてねぇよ。俺は俺の為に人を助けてる』

 
 


力を持ちすぎた(化け物)の為のな

 
 
俺の答えに少し怪訝顔をするジャックだが、
溜息をつき改めて俺達を見る。

え、俺の解答これで大丈夫?


 
 
 
 
ジャック「……他人のために動くようなヤツは信用ならねぇとは思ってたが
…お前ら、思ってたより酷ぇ奴らだな」


エース「オレらよりお前のほうがひでーじゃん。
その様子じゃ知ってたんだろ?アイツが事件の犯人だって」

グリム「あっ!そうか。同じ寮だから“自分は狙われない”って言ってたのか?」

ジャック「…‥‥お前等、俺と勝負しろ」

 

 

 
突然のジャックの言葉に全員が「は?」と言う。


 
 
 
エース「はぁ〜?突然なんだよ?」

ジャック「男が腹割って話すんなら、まずは拳からだろ。
テメェらが口だけの輩じゃないと俺に証明できたら俺の知ってる話を教えてやってもいい」

エース「げっ。オレそういう汗臭いの苦手なんだけど」

デュース「俺はそういうの嫌いじゃねぇぞ。分かりやすくていいじゃねぇか!」


『エース、グリム。俺達は観戦してよーぜ』

 
 
 
 
 
そして、お互いに殴り合う2人を観戦してた。
おー、良い拳←

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作者名:オルガ | 作成日時:2021年1月16日 2時

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