首領の女 １１

躾 ページ32

羽宮
「ま、マイキー、、、？」



















一虎は目の前にいる白髪の男が
自分の知ってるマイキーとは全く違い過ぎて
すぐには理解が出来なかった



















羽宮
「な、なんで、、、
なんでマイキーがここに居るんだよ！？」

佐野
「一虎、テメェはぶっ殺す」

羽宮
「は？」



















佐野は一虎に向かって
隠し持っていた拳銃を突きつけた



















羽宮
「っ！！」

佐野
「なにがご主人様だ、ふざけるな」

羽宮
「テメェには関係ねーだろ！！」

佐野
「関係ないのはオマエの方だ
忘れかけてた記憶を甦らせやがって
恐怖で動けねぇコイツに何をした、答えろ」

羽宮
「なにって、、、
躾がなってねーからし直してんだよ！！」

佐野
「躾、、、だと」

羽宮
「あのマーキングはテメェがやったんだろ！？
人の飼い犬に手ぇ出すな！！」

佐野
「狂ってんなオマエ」

羽宮
「、、、は？」

佐野
「そんなに躾てぇんだったら
オレがオマエを躾てやるよ」

羽宮
「っ！！」

ドカッ



















佐野は拳銃を投げ捨て
一虎を蹴り飛ばし
馬乗りになり殴り始めた

正気を取り戻す→←自己紹介

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す