首領の女 １１

お迎え ページ22

事務所に着くと
スーツに身を包んだ２０代前半の男性と
その傍にココ、莉央ちゃんが居た
他の３人は仕事で居ないらしい



















宮下
「はるっ！！」



















透人はその人物に向かって
勢いよく抱きついた
その人は慣れてるのかしゃがみ透人を抱きしめた



















井上
「おひとりにさせてしまい申し訳ありません」

宮下
「ううん、大丈夫
すっごく楽しかったよ」

井上
「あ、申し訳ありません
宮下家で使用人をさせていただいてる
宮下組組員の井上遥斗(いのうえはると)と申しますm(*_ _)m」

佐野
「オマエがはるか、、、
佐野万次郎と結城Aだ」



















自己紹介され言おうとしたら
代わりに万次郎が言ってくれて
お辞儀だけする



















井上
「九井さんからお聞きしております
こちらの首領さんなんですよね」

佐野
「あぁ」

井上
「この度はうちの頭がご迷惑おかけして
申し訳ありませんでした」

佐野
「迷惑なんてかけられてない
むしろいい経験をさせてもらった」

宮下
「まんじろーとAちゃんはラブラブなんだよ〜
朝もすっごいキスしてた」

A
『ゆ、透人君、、、/////』

井上
「それはそうなんですね
手を繋がれているのでそうではないかと思っておりました
祝言はまだなんですか？」

佐野
「それはまだしてない」

井上
「でしたらその際は是非お知らせください
お祝いの品をお持ち致します」

佐野
「あぁ、楽しみにしとく」



















にこやかに話が進む中
透人の支度を終え帰る時間になった

約束→←からかわれる

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