首領の女 １１

止まらない気持ちよさ ページ19

佐野
「キスしながらいこ
そっちの方がもっと気持ちよくなれる」



















片足でバランスも取れなくて
万次郎に必死でしがみついた
止まらないキスと止まらない腰の動きに
頭の中はぐっちゃぐちゃだった
３回目の絶頂もさっきよりも早くくる



















佐野
「ダメ、締めちゃダメ
こっちがもたなくなる」

A
『これダメッ、、、無理ぃ、、、またくるっ！！』

佐野
「ダメだって
すぐ終わっちゃう、、、やめたくない」



















ダメって言われても
そんなのは無理で
ダメなら止まってくれたらいいのに
それをしないからむしろもっと動かれるから
４回目の絶頂もすぐ来てしまう

息苦しさと気持ち良さの狭間にずっと居て
本当にダメかもしれないと頭の片隅で思う



















佐野
「飛ばないで」



















必死に意識を保とうと
違う思考にしようにも頭は全く働いてくれなくて
ショートしたみたいに
ただひたすら気持ちよさばっかりが頭を占める
５回目の絶頂が来た時
ドクドクと脈打つものが注がれた



















佐野
「もう、、、ほら言ったじゃん
出すの間に合わなかった」

A
『はぁはぁはぁ、、、』

佐野
「喋れないね、、、
もうちょっとこのままでいよ」



















しばらくの間
抜かれることもなく
ぎゅうっと互いに抱きついたままだった
時折キスに答え
でも汗まみれで身体もベタベタで
それが何故か心地よくって
離れたくなかった

満たされる→←堕ちればいい

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