首領の女 １１

いつもは聞こえない声 ページ16

佐野
「あーぁ、いっちゃうし
声漏れてるしどーすんの
透人起きちゃうよ？」

A
『無理って言った、、、ん、動くなぁ！』



















ゆらゆらとゆっくり動かれ
口の中から手が抜かれたせいで声が出てしまう



















佐野
「どーしよっかなぁ〜
まだオレいけてないし
このまま後ろ向いたままいきたいんだけどなぁ
でも出ちゃうもんねぇ、これキツい？」



















口を手で塞がれ
鼻でしか息が出来なくなった



















A
『！！』

佐野
「苦しい？息しづらい？」



















声を出せない代わりに首を横に振る



















佐野
「このまま我慢出来る？」



















こくんと頷く
少し息がしづらいけど
鼻を塞がれてるわけじゃないから
口だけならなんとかなると思った



















佐野
「ならそのまま我慢して
オレがいったらこっち向こうね
そしたらいっぱいキスしてぎゅーってしよ」



















またガツガツと動かれ
でもさっきよりも激しくて絶頂が近いことを感じる



















佐野
「っ、、、やっばい、気持ちいい、、、
っはぁ、顔、みたい、、、可愛い、絶対可愛い、、、
でも、、っ我慢する、、、
いったら、、、見れる、、、好きなだけ、見れる、、、
っあぁ、無理っ、、、やっばい、、、いきそ、、、
はぁはぁ、、いくっ、いくいくいっちゃう、、、っーー！！」



















いつもは聞こえない万次郎の声
ハッキリ聞こえたのが初めてに近くて
耳元で聞こえる荒い呼吸とその言葉に
一回達してしまった私は
２回目の絶頂もすぐ襲ってきた

勿体ない存在→←我慢なんて無理難題

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