首領の女 １１

サンドイッチ ページ11

佐野
「っ！！」

A
『まだ、する？』



















目に涙をため
頬が真っ赤に染まり
ぼうっと自分を見つめてくるA
下半身に熱がこもったのが分かった
堪らずぎゅうっと頭を抱え込み抱きしめた



















佐野
「やっばい、可愛い、、、」

宮下
「まんじろー、Aちゃんのことイジメちゃダメ！！」

佐野
「ちょっと黙って、邪魔すんな」

宮下
「、、、、、、」



















強く言われたわけではないのだか
最初にここに来た時に
怒鳴られた透人は邪魔するのをやめ
ソファに座って待った

数十分後
やっと佐野の手が離され
Aも抱きつくのをやめた
少し落ち着いたAは
ソファに座る透人に話しかけた



















A
『透人君、ほっといてごめんなさい
どうしても離れたくなかったの』

宮下
「ぼくにもぎゅうってして
そしたら許してあげる、うわっ！」



















透人はいきなり佐野に抱き上げられ
ぎゅうっと抱きついた



















佐野
「これでいいのか？」

宮下
「違う！！Aちゃんがいいの！！
まんじろーじゃない！！」

佐野
「Aも」

A
『うん！』



















透人を挟むようにAも抱きついた



















宮下
「なんか違う、、、」

A
『ぎゅーってしてますよ』

宮下
「そうだけどぉ、、、」

A
『これ楽しい！』

佐野
「うん、サンドイッチみてぇ」

宮下
「サンドイッチだったらぼく具じゃん
でもいいや、２人にぎゅーってされるの好き♡」



















それから夕飯の前に
佐野は透人とお風呂に入り
３人で仲良く夕飯にした
夕飯は透人のリクエストでパスタにした
透人は洋食好きだった
ワインも開け透人はジュースにし
夕飯を食べ終わり
２１時過ぎに３人でベットに行き
真ん中に透人を寝かせ
中々眠れない透人の話を聞き
２２時過ぎに透人はぐっすりと眠った
眠ったのを見計らい
Aはそっとベットを抜け出そうとしたら
ぐいっと腕を引っ張られた

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