39話 ページ39
｢いいか？“これ”は冷却装置だ。｣
そう言って説明をしてくれるスタークさんは、どこを飛んでるのかちょっと見えない。
と言うより、随分先の方に行っちゃったし、
「ピーター、君は向こうから見てくれ」
って言われたからスタークさんの反対側を進んでるんだと思う。
僕の向かう先にも爆弾があるようだから、気を引き締めていかないと！
｢赤いボタンを押して爆弾をすっぽり覆うか、中に入れ込む2種類の方法がある。
大半は覆うだけでいいと思うが、時々それだけじゃダメな場合もある。
分かるだろ？そうなると中に入れ込む必要がある。素早く、的確にな。
爆発しても冷却装置自体が吸収するよう設計してる。分かってる。凄いだろ？
しかも外には危害を出さない。
ただし入れる時には揺らすなよ。装置の問題じゃない。爆弾の方はかなり危険だ。いいな！！｣
｢分かりましたスタークさん。｣
｢今回の爆弾はダメな場合の方だ。見つけたら僕を呼べ。まずは装置を被せるだけにしろよ？1人でどうにかしようとするな。分かったな。｣
｢はい。｣
返事を返すと一旦通信が切れた。
爆弾はどこにあるんだろう。
今回の爆弾はチタウリのコアを使っているみたい。
普通の爆弾じゃないってこういう事。
ほんの微量でこの威力なんだよ？危険すぎる。
マーク47がつけた印ってなにか聞かなかったな･･･
｢ねぇカレン。マーク47の付けた印って何かわかる？｣
『ドローンでスキャンした時の印であれば、赤いバツ印のようです。』
｢ありがとう、カレン。･･･ねぇカレン。モールの外にパオロ先生がいたと思うんだ。学校も休みだし居合わせただけ？でも･･･｣
『様子がおかしかったのですか？』
｢僕と目が合ったと思うんだけど･･･笑った気がしたんだ、なんだか気になって･･･｣
『では、ドローンで外の様子をみてみましょう。』
｢ありがとう。助かるよ。｣
蜘蛛のドローンが外の方へ出ていくのを見届けて、急いでマーク47の付けたバツ印探しに戻ることにした。
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ayame(プロフ) - ピさん» やっぱりです！笑 ですが何やら複雑そうな予感です！ (2019年7月28日 7時) (
レス) id: a7af91969e (このIDを非表示/違反報告)
ピ - やっぱり！ナター○○だったーー！！ネッド大丈夫か！？ (2019年7月27日 19時) (レス) id: 85930732e3 (このIDを非表示/違反報告)
ayame(プロフ) - 岡Ｐさん» ありがとうございます！初々しさが出せていたら嬉しいです。なかなかまとめて更新できませんが、1話ずつでも頑張ります！ (2019年7月26日 21時) (レス) id: a7af91969e (このIDを非表示/違反報告)
ayame(プロフ) - ピリルさん» 初めまして！そうですよね、ロマノフと名乗っている以上そう思いますよね！続きをぜひお楽しみして頂けたら嬉しいです！ (2019年7月26日 21時) (レス) id: a7af91969e (このIDを非表示/違反報告)
岡Ｐ(プロフ) - とても面白かったです。初々しいピーターが、可愛くて続きが楽しみです。更新心待ちにしています。 (2019年7月26日 0時) (携帯から) (レス) id: 8256504f4a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ayame | 作成日時：2019年6月24日 7時
