story04 ページ4
次の日からヤシロさんは毎日トイレに来ている
私と花子くんの二人の時間はなくなってしまった
花子くんも私よりあーいう明るい子のほうが好きだろう
一緒にいて楽しいでしょ
なんてことわかってるのに
私は…花子くんの隣りにいたいと思ってしまう
花子「A?どうしたの?最近元気ないね」
ボーッとトイレの窓から空を見る私に
花子くんはそう声をかけてきた
貴方「……私…なんでここにいるのかなって」
特に願い事もない
その子みたいに夢も希望もない
特に理由もなく花子くんを呼び出した
花子「お願い事。夢を見つけるんでしょ?」
貴方「…お願い事見つかったよ。でも…花子くんには…多分叶えられないね」
ごめんね
私、素直じゃなくて
あの子みたいに明るくなくて
花子「…元気ない理由、それじゃないよね」
ギュッと抱きしめられて
ドキドキしてしまうのがわかる
私は人間で
あなたは怪異
本当なら触れることすら出来ないのに
花子「ごめんね、寂しい思いさせて」
叶うはずのない恋を、してしまった
貴方「っ…」
初恋の相手が
怪異だなんて思わないじゃん
125人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
乙葉 - すごくすごくよかったです!!!、地縛少年花子くんめっちゃ好きなんです!!なのですごく嬉しかったんですよ、ありがとうございます! (9月30日 11時) (レス) @page26 id: e4f269ac29 (このIDを非表示/違反報告)
雫 - めっっっちゃ良かった!番外編希望します! (9月4日 23時) (レス) @page26 id: 2315582076 (このIDを非表示/違反報告)
レミエル・カイザー - しぬうう、、感動です泣 (5月16日 15時) (レス) @page26 id: 20866609ad (このIDを非表示/違反報告)
シエルくん。 - 現在進行形で、涙目。 (2022年11月30日 18時) (レス) @page21 id: 82384aca28 (このIDを非表示/違反報告)
愛姫(プロフ) - ウエサマさん» ありがとうございます! (2022年9月20日 11時) (レス) id: 4f1d8b2671 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:愛姫 | 作成日時:2022年7月10日 23時