▼キミとの出会い〔黒〕 ページ10
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キミとちゃんと喋ったのは、ドラマのバカレア高校の時だった。
スノープリンスでAが活躍していたことも知っていたし、何なら先輩グループのバックの振り付けの練習で踊っている所を何回か見たことがあった。俺とは違うキラキラとした雰囲気に、「この人と俺は関わることはないんだろうな」と勝手に思っていた。
まさか、共演することになるなんて。
『 ほっくーん！ 』
松村「 っうお、 」
Aは昔から全然変わってなかった。すぐに抱きつくところが特に。ドラマの撮影現場で俺の姿を見るなり、髪の毛もセットしてもらっているのにそんなことお構いなしに抱きついてきてクシャッと髪の毛を崩すA。
……抱きついてくるの嬉しいから許したけど。
人見知りの俺でも、Aは気さくに話しかけてくれた。俺の方が歳上なのに特に気にする様子も無く。コミュ力お化けすぎじゃん、と密かに心の中で思っていたのはここだけの話。
『 ほっくん次私と撮影だねー 』
松村「 ちゃんと台本覚えたの？ 」
『 失礼な！覚えたに決まってるでしょ！ 』
ちなみに、今更かもしれないがAとはタメである。歳は俺が上。でも歴で言うとAの方が上。ジャニーズ事務所ならではの不思議な関係なのだ。最初は俺が敬語で話していたけれど、2人で色々話していくうちに「タメにしよう」と言うことでタメになった。今となっては、同じグループだからタメなんて当たり前だが。
そんな、ある時。
＿＿＿映画バカレア高校の撮影がクランクアップを迎えた。
『 またこの7人でいつかやれたらいいね 』
松村「 ……うん、 」
映画撮影が終わってからはAは前よりさらに忙しくなって、会うことはほとんどなくなった。でも、連絡はちょこちょこしていた。というのもAからよく連絡がきていたのだ。そりゃあ返す他ない。
「また7人でやれたらいいね」という言葉に、懐かしみを感じた頃。
ついに、SixTONESが結成された。
『 あ、ほっくん 』
Aは、良い意味でずっと変わらない。
むしろ、ずっとずっとこの先も変わらないでいてほしい。
松村「 何？ 」
『 んー、何もない！ 』
松村「 何もねぇのかよ爆笑 」
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思いもよらなかった、キミとの出会い。
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あぷりこっと(プロフ) - 愛花さん» ありがとうございます！これからもこの作品の夢主であるゆずちゃんを愛してやってください！笑 (2021年3月21日 17時) (
レス) id: 9001a60370 (このIDを非表示/違反報告)
愛花 - ゆずちゃん可愛い〜！ (2021年2月22日 17時) (レス) id: c72669a0d9 (このIDを非表示/違反報告)
あぷりこっと(プロフ) - Aさん» ありがとうございます(;_;)！ぜひぜひ！とても嬉しいです(^^) (2021年2月2日 20時) (レス) id: 9001a60370 (このIDを非表示/違反報告)
A(プロフ) - お話とっても好きで読むの楽しいです；；青い鳥の方も良ければフォローさせて下さい...！ (2021年2月2日 10時) (レス) id: a957c976a9 (このIDを非表示/違反報告)
あぷりこっと(プロフ) - まひるさん» そう言ってくださりとても嬉しいです(;_;)！これからも更新頑張らせていただきますのでこの先も読んでくださると嬉しいです……！ (2021年1月14日 0時) (レス) id: 9001a60370 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あぷりこっと
| 作成日時：2020年8月23日 11時
