▼キミとの出会い〔桃〕 ページ8
▽
キミとの出会いは、慎太郎経由だった。
慎太郎とは、かなり仲良くしていた方だと思う。喧嘩なんて日常茶飯事だったけど、それも仲良いが故のことで。……そんなある日。俺が慎太郎の元へと行くと、その慎太郎の横には小さな女の子が立っていた。
ぱっちりとした目に、長い睫毛。白くて透明感のある肌。まるでお人形さんかのような綺麗な顔立ちに、少し戸惑ったのを今でも覚えている。
彼女のことは、認識はしていた。そりゃあ
ジャニーズに女の子が居るんだし入ってきた当時はめちゃくちゃ噂されてたし。逆に知らない人は居ないと思う。
『 柚木Aです、 』
京本「 え、と、京本大我、です、 」
俺の方が先輩なのに、敬語を使ってしまった。それほど緊張していたのである。気まずい雰囲気に、慎太郎はすぐに和やかにしてくれた。見るからに、慎太郎とゆずは凄く仲良さそうにしていて。ちょっと羨ましいな、なんて思ったのはここだけの秘密。
まぁ、緊張したのはこの瞬間だけ。
気付けば、俺とゆずは打ち解けていた。
『 あ、たいがくん！ 』
当時のゆずは、俺のことを「大我くん」と呼んでいた。グループを結成した時くらいか、またはバカレア時代の時かは定かではないが、お互いタメで話すようになってからは自然と「大我くん」呼びから「大我」呼びへと変わっていた。まぁ、俺も当時は「Aちゃん」と呼んでいた。
ゆずとはいわゆる"友達"みたいなもので、まさか同じグループになるとは正直思っても見なかった。
＿＿＿そして、SixTONES結成。
『 ね、大我 』
京本「 ん、何？ 」
『 ここのフリなんだけど、 』
初めてゆずと出会ってからもう10年以上が経つ。
10年以上も経つのに、容姿は少しは変わったと言えど性格は俺もゆずも何も変わっていない。
『 ……大我？ 』
京本「 っあ、ごめん、何？ 」
『 全然聞いてなかったでしょ！ 』
京本「 ごめん、考えごとしてた笑 」
.
運命を変えた、キミとの出会い。
.
△
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 3401人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「SixTones」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
あぷりこっと(プロフ) - 愛花さん» ありがとうございます！これからもこの作品の夢主であるゆずちゃんを愛してやってください！笑 (2021年3月21日 17時) (
レス) id: 9001a60370 (このIDを非表示/違反報告)
愛花 - ゆずちゃん可愛い〜！ (2021年2月22日 17時) (レス) id: c72669a0d9 (このIDを非表示/違反報告)
あぷりこっと(プロフ) - Aさん» ありがとうございます(;_;)！ぜひぜひ！とても嬉しいです(^^) (2021年2月2日 20時) (レス) id: 9001a60370 (このIDを非表示/違反報告)
A(プロフ) - お話とっても好きで読むの楽しいです；；青い鳥の方も良ければフォローさせて下さい...！ (2021年2月2日 10時) (レス) id: a957c976a9 (このIDを非表示/違反報告)
あぷりこっと(プロフ) - まひるさん» そう言ってくださりとても嬉しいです(;_;)！これからも更新頑張らせていただきますのでこの先も読んでくださると嬉しいです……！ (2021年1月14日 0時) (レス) id: 9001a60370 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：あぷりこっと
| 作成日時：2020年8月23日 11時
