愛され体質？下らない。４

156　国見side ページ22

国見「……………」



及川「…ねぇ岩ちゃん。」



岩泉「今回ばかりはお前の言いたいことは分かってる。」



及川「だよね、オレだけじゃないよね!?」



国見「何か用すか。」



及川「え!?!?」



岩泉「いや、何でもない…。」



国見「…そうですか。」



オレをジッと見ていた二人から離れ、さっきのことを考える。



国見「………ﾁｯ」



及川「(国見ちゃん何であんなに機嫌悪いの〜!?)」



岩泉「(オレに聞くなクソ川ボケェ!!)」



…何なんだよ、月島…アイツ。



瑞和先輩のことは…オレの方が先に好きだった。



なのに何で…あんなことを…









月島「…じゃあ、まだ、僕にもチャンスはあるってことデショ？」









国見「ﾁｯ」



花巻「さっきから舌打ちしすぎだろww」



松川「お前は時計かww」



花巻さんと松川さんが笑いながら声をかけてくる。



及川岩泉(あの二人勇者か。)



花巻「何かあったのかー？」



国見「…別に。」



松川「まあお前のことだし瑞和ちゃんのことだろ？」



…オレが機嫌悪いと瑞和先輩のことになるとか、そんなに分かりやすい？



まあ別に隠してるつもりもないから良いんだけど。



…何か、ムカつく。



国見「…先輩方は、気にしないでください。」



松川「訳︰瑞和ちゃんのことをなるべく考えないでください。」



花巻「それなwwww」



…何で分かるんだよ…。

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