148話 〇〇side ページ4
クロウリー「それでは、この前に立ってください」
善逸「何かこの鏡怖い顔してるんですけど…目の前立った瞬間にぱくりと食べられたり…」
クロウリー「しませんよ。闇の鏡を何だと思ってるんですかあなたは」
そう言われながらも、仕方なく闇の鏡？の前に立つ。
名前が既に厨二臭いんだけど何、まさか此処ヤクザ育成所じゃなくて厨二病育成所？
「汝の名を告げよ」
善逸「うわぁ何か喋ったぁ！？ごめんなさい俺何もしてないから！！許してぇ！！」
クロウリー「いいから名前を言ってください！！」
…え、名前？
名前は我妻善逸だけど…この人が確かディア・クロウリーとか言う名前だから、俺の名前って此処じゃ通用しないんじゃ…？
…有り得るな…
善逸「よ、横文字の方が良いですか？」
クロウリー「何を言っているんです？そんなことを言っている暇があったら早く名乗ってください」
善逸「いきなり厳しいなこの学園長」
まあ確かに何言っても無駄そうではあるし…腹を括るしかないのか。
そう思い、生唾を飲み込みながら言う。
善逸「えーと…お、オーロ・フルミネ…です…」
ああもう安直な名前しか出てこなかった！！
…前に胡蝶しのぶ先輩が、イタリア語を勉強しているのが目に入ったことがある。
それを見た俺も、何となくイタリア語が気になって多少の言葉だけは調べたんだけど。
その時調べた中にあったのが…「金色：オーロ」「雷：フルミネ」だった。
何か俺っぽいなぁって思ったから何となく覚えてたけど、まさかこんな所で役に立つなんて思いもしなかったなぁ…。
「オーロ・フルミネ…汝の魂の形は………分からぬ」
クロウリー「ああ、やっぱり…またですか」
善逸「魂の形とか厨二病過ぎない？？」
「だが確かに力はある…」
クロウリー「あなた最近そんなことばかり言ってますよね、故障しました？」
善逸「俺全然此処のこと知りませんけど、この鏡が凄いことくらいは分かりましたよ？故障扱いして良いんですか？？」
クロウリー「この間もあったものですから…不思議ですねぇ、まるで何かに呼び出されているような感じさえしてきましたよ」
善逸「よ…！？怖いこと言うなよぉ俺まだ死にたくないよぉ！！」
死の危険を感じたのなんて、前世以来だと言うのに。
クロウリー「ちなみに帰る場所は？」
「分からぬ」
クロウリー「ですよねぇ…修理に出すべきでしょうか」
善逸「また故障扱いしてるよこの人」
良いの？？
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真冬 - 続き待ってます！！ (2023年2月11日 20時) (
レス) @page30 id: df27f919ce (このIDを非表示/違反報告)
明理(プロフ) - 善逸かっこいいとこなのに…この小説面白いのにぃ！！！更新待ってます！！ (2022年6月5日 14時) (レス) @page30 id: 0be17a4bd3 (このIDを非表示/違反報告)
水瀬 華怜(プロフ) - 元々ツイステと鬼滅のクロスオーバーは好きですが、この作品は特に大好きです！！更新停止になってしばらく経ちますが、何度も読みに来てしまいます笑 都合はあるかも思いますが、いつか更新していただけたら嬉しいです。待ってます！ (2021年8月30日 10時) (レス) id: c829cd7d6a (このIDを非表示/違反報告)
ナム - フロイドさんよぉあんた気づいてんじゃないのか…？女だってこと (2021年8月22日 22時) (レス) id: 9ed70eacbe (このIDを非表示/違反報告)
ぴおり(プロフ) - めちゃめちゃ面白くて一気に最後まで読んじゃいました！あまり好きではない顔文字も使ってないし、分かりやすい話だし、とにかく凄く読んでいて楽しかったので、頑張ってください！！ (2021年1月17日 22時) (レス) id: 746032848f (このIDを非表示/違反報告)
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