雨柱の癸さん肆

150話 ページ12

童磨「A、俺も食べたい。」



『勝手に食べたらどうですか。』



童磨「食べさせて？」



『お断りですね全力で。』



何言ってるんだこの人は、という目を向けるとまたも泣いたふりをしてくる。



次それやったら目ぇ突いても良い？(物騒)



冨岡「…食べさせ…」



『いくらお師匠様でも外でそれは恥ずかしいので嫌ですよ。』



冨岡「中なら良いのか。」



『そうですね…そうですね？(混乱)』



中なら良いのかな…あれ？(頭抱え)



伊黒「外だろうと中だろうとそんなことはするべきことではないだろう。」



『今回ばかりは蛇さんに同意ですかね。』



そう言いながらお饅頭をもう一つ食べ始める。



そもそも僕のお饅頭は人にはあげません。



伊黒「お前はどうしてこうもおかしな奴ばかり引き寄せるんだ。」



『それは蛇さん含めって言うことでいいですか？？』



伊黒「良いと思うのか？」



『童磨さんの次に今居る人の中でおかしいのは蛇さんかと思われます。』



伊黒「殺すぞ。」



『だからね！？僕に対してのね！？殺意が高いんですよね！？』



本当に勘弁して欲しいくらいには殺意が高い気がするよほんと。



何なんだこの人は、もう少し後輩に優しくしなさい。



…後輩でも同僚だって？



うるせぇ知ってるわ(謎ギレ)



『あー、柱辞めたいな。』



冨岡「…辞めるのか。」



『今はまだ辞めないからそんなに悲しそうにしないでください！？』



童磨「相変わらず彼には弱いねぇ。」



『自覚はあります(頭抱え)』

お知らせ※必読※→←149話

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す