階級・甲の癸さん捌

353話 ページ34

伊黒「これから任務か。」



外へ出ると、何かあったのか…怪我をしたのか分からないけど何故か蛇さんが居て。



どうしてこのタイミングかなぁ…とか思いながらも、いつも通りの対応をする。



『何で蛇さんが蝶屋敷に来るんですか不運過ぎる。』



伊黒「頭を握り潰されたいか。」



『普通頭を握り潰すなんて考え出ないはずなんですけどね！？』



そもそもその考えが出るのがおかしくないですか！？



伊黒「そもそも先に質問をしたのは俺だ、それなのに質問で返すなどどういうことだ。」



『あーあーすみませんでした任務じゃないですよお出掛けです！！』



伊黒「出掛けるだけなら何故あの鬼の子どもを連れて行かない、いつも一緒に居るだろう。」



僕がこの人を苦手な理由の内の一つ。



言うことが一々鋭いんだよ(怒)



『たまには一人になりたいことってありませんか！？

ああ、常時一人な蛇さんには分かりませんよね、桜餅さん以外と仲良くしようとしない蛇さんには分かりませんよね！！』



伊黒「一々俺に喧嘩を売ることしかしないのは何故だ。」



『貴方が普段そうするからでしょ！？』



こんな時でも普通に喧嘩売る辺り流石ですわ蛇さん！！



まあ今がどんな時かなんて知らないからでしょうけどね！！(キレ)



伊黒「任務じゃないのなら付き合え。」



『え、すみません蛇さんをそういう対象で見ることは…』



伊黒「俺の台詞だ馬鹿者、良いから付いてこい。」



やだこの人大正のジャイアン！！(頭抱え)

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