階級・甲の癸さん捌

337話 ページ18

竈門「……妹と姉は鬼になりました。だけど人を喰ったことはないんです。

今までもこれからも人を傷つけることは絶対にしません。」



伊黒「くだらない妄言を吐き散らすな。そもそも身内なら庇って当たり前。

言うこと全て信用できない、俺は信用しない。」



『ネチネチしやがって畜生久しぶりだけど既にうざ…』



伊黒「貴様覚えとけよ。」



ひえっ



いや、今の僕に怖いものはない…何故ならお師匠様以外敵だから(遠い目)



悲鳴嶋「あああ…鬼に取り憑かれているのだ。

早くこの哀れな子供を殺して解き放ってあげよう。」



『解き放つ言わねぇわ。』



伊黒「そもそも何故貴様は其処までそいつらの肩を持つ、以前と違い家族ではないだろう。」



…何故…か…。



…そんなの言って、どうするよ。



竈門「聞いてください！！俺は禰豆子と桜花を治すため剣士になったんです！

禰豆子と桜花が鬼になったのは二年以上前のことで、その間禰豆子と桜花は人を喰ったりしてない！

それに桜花は俺と同じで鬼滅の剣士なんです！」



宇髄「話が地味にぐるぐる回ってるぞアホが。

人を喰ってないこと、これからも喰わないこと、口先ではなくド派手に証明してみせろ。」



…簡単な方法があるけど…怒られるからなぁ(頭抱え)



甘露寺「あのぉでも疑問があるんですけど…お館様がこのことを把握してないことは思えないです。

勝手に処分しちゃっていいんでしょうか？」



…そうそう、その言葉を待ってたよ。



竈門「妹と姉は俺と一緒に戦えます！

鬼殺隊として人を守るために戦えるんです！！だからっ」



桜花「…！！おい！！」



…来た来た。

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