階級・甲の癸さん捌

336話 ページ17

「殺してやろう。」



煉獄「うむ！」



宇髄「そうだな。派手派手にな。」



『そういう思考しかないんですかね、僕が此処に居る時点で殺させるわけがないのにね、そんなのも分かんないのかね、もう二年以上の付き合いのくせにね。』



竈門(何か綾木さんがぶつぶつ言ってる…。)



伊黒「そんな事より冨岡はどうするのかね」



竈門「！？」



木の上にいる伊黒さんがとうとうネチネチ言い出した。



伊黒「拘束もしてない様に俺は頭痛がしてくるんだが。

胡蝶めの話によると隊律違反は冨岡も同じだろう。

どう処分する、どう責任を取らせる、どんな目にあわせてやろうか。」



『おいこら蛇野郎、隊律違反は僕もですよこの野郎。』



伊黒「お前は冨岡の指示を聞いただけだろう、それに」



『いや指示全て聞くわけないでしょ、僕の聞き分けの悪さなら貴方もよく知ってるでしょ。』



伊黒「……………」



桜花「いや気付けよ…伊黒はどう考えても綾木さん庇いたいんでしょ…。」



累「鈍感だから…。」



あれ、何か言われてるような気がする、気のせいかな。



冨岡「……」



『処罰するなら鬼殺隊やめよ。』



宇髄「おい待て。」



いやね？お師匠様の居ない鬼殺隊とか？



僕の居る意味がまずないわけだよ(真顔)



胡蝶「まぁいいじゃないですか。

大人しく来てくれましたし処罰は後で考えましょう。

それよりも私は坊やの方から話を聞きたいですよ。」



…んん、まあ…其処は炭治郎くんに任せるかな。

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