検索窓
今日:20 hit、昨日:42 hit、合計:13,213 hit

6話☆ ページ8

ピタアッ



…沖田さんの刀は、私に当たる寸前のところで止まった。



…その直前で聞こえた、凛とした綺麗な声…今のは…



沖田「…なーんで止めるのかなぁ…天馬くん。」



『…それどころではなくなりましたので、ご連絡をと。』



その声をした方を見ると…セミロングくらいの黒髪を耳より下でポニーテールにした、前髪で右目を隠した凛とした表情をする、とても整っているというわけではないけど…どことなくかっこいい…そんな顔や雰囲気を纏った男の人だった。



沖田「それどころって…この子あれ見ちゃったんだけど?」



『…ええ、ですが、こちらが先決です。』



沖田「はー…じゃあこの子は」



『奴が、京に出ました。』



沖田「…!!」



…今の言葉から察するに、変若水を飲んだことにより羅刹となった者が出た…って感じかな。



沖田「そっか…今外に居るのは?」



『斎藤さんと土方さんかと。』



沖田「ふうん…じゃあ二人より先に…見つけないとね!」



そう言って走り去って行く沖田さん。



…命拾いしたのは嬉しいんですけど私は良いんですか?←



『…貴女には僕に付いてきていただきましょうか。』



命拾いはしてなかったかあー!!



「えっと…」



『とりあえず沖田さんを追います、来てください。』



拒否権はなさそうですね!!



断ったらこの場で殺されそうだから付いていくけど!



「………?」



…そこでふと気が付いた。



…この人、薄桜鬼に居たっけ。

7話☆→←5話☆



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 8.5/10 (6 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
3人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:心月美玲 | 作者ホームページ:http:/  
作成日時:2019年8月29日 23時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。