39話☆ ページ41
「へっ?」
『ですから、今日僕は町に行くので一緒にどうかと…』
…まさか、天馬さんからそんな誘いが来るなんて、思いもしなくて。
「い、行きたい行きたい!行きたいです!」
『では準備をしておいてくださいね。』
…つまり、きっと少ないであろう休みを私に費やしてくれるってこと…?
そう考えたら嬉しくて、ついニヤけてしまう。
沖田「何ニヤニヤしてんの?」
「ふっ…聞いて驚いてください…。」
沖田「腹立つんだけど何?」
「天馬さんにお出掛けに誘われちゃいました♡」
沖田「はあ!?天馬くんに!?」
驚いた声を出したあと、私の肩を持ち揺さぶってくる。
沖田「君、ほんと、どんな手を使ったのさ…!!」
「ご飯食べてから何かと声を掛けてくれるようになって…あのやめてください気持ち悪い吐きそうですやめて」
沖田「ほんっと、何で君が仲良くなれるのか意味が分からないんだけどっ」
「勝手に驚いててください気持ち悪い」
沖田「何したの!?」
「だからあのときご飯のとき話したからじゃないですかね!?」
ほんと気持ち悪いんだけど、酔うんだけど!?
私乗り物とか最初は良いけど山道とかになると酔って来るタイプなんだよね!?
だからほんとその揺さぶるのをやめ、やめてええええええええええ
『…沖田さん、何をしているんですか。』
沖田「あ、て、天馬くん…」
「うっ…」
沖田「ちょ、出さないでよ!?」
3人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ