27話☆ ページ29
沖田「ほんとに恨めしいよ、あの子は別に女の子だからって贔屓する子でもないのにさ。」
…そうなんだ、知らなかった。
「…でもまぁ、一々喧嘩売ってくるようなあなたとは仲良くしようとかは思わないと思いますけどね。」
沖田「嫌味?」
「そうじゃないんですけど。」
何かこの人を見ているとイライラするっていうか…言い方悪いけど。
沖田「…はあ。」
溜息を吐きながら、静かに部屋から出て行く沖田さん。
「あ、」
沖田「天馬くんのことだし、すぐに来ると思うよ。」
それだけ言って部屋の襖を閉じてしまう。
…知ってるよ分かるよそれは…でも何だろ、複雑だな…。
.
.
“疎ましい…恨めしいよ、”
.
.
「…知ってるよ、ごめんなさい。」
私は疎ましい、恨めしい、そんな存在でしかないからさ…。
「…ねぇ、私、どうしてここに来たのかな…教えてよ、」
イヤリングを触り、呟くことしか私にはもう出来なくて。
…ここに来た意味を、誰か、教えてください。
.
.
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何かシリアスばかりですね…
この先少しずつ(?)ネタや妖怪ウォッチ要素を入れていきたいと思います。
オリジナル要素も多く含まれますし、アニメ等には本当に沿いません
複雑になる予定ですが、
これからもよろしくお願いします
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