22話☆ ページ24
『言い出したのは貴方でしょう。』
沖田「小姓が小姓付けてどうするのさ。」
今更だけど小姓って少年のことだった気がしてきた…(頭抱え)
近藤「確かにな、それじゃあ総司!」
沖田「はい?」
近藤「天野くんはお前の小姓にしよう。」
葵沖田「………え!?!?」
近藤「それで…天馬くん、君は天野くんが危ない目に遭いそうだったら守ってやってくれ。」
『了解しました。』
待って待って、沖田さんの小姓とか命がいくつあっても足りない気しかしない…(失礼)
土方「決まりだな、解散!」
その一言で解散する。
私はただその場に固まり座っていることしか出来ない。
『天野さん。』
「え、は、はい…」
『彼、決して悪い人ではないので安心してくださいね。』
それだけ言って天馬さんも斎藤さんの後を追うように部屋を出て行く。
藤堂「頑張れよー!」
原田「またな、嬢ちゃん。」
永倉「総司ー、変に手ぇ出すなよー。」
藤堂さん、原田さん、永倉さんもそう声を掛けながら出て行って…
沖田「…はあ…何で僕…」
…部屋に残ったのは、体が固まり動かなくなった私と…沖田さんの二人だけ。
…何でこうなるんですか…。
「…よ、よろしくお願いします…」
沖田「仲良くする気はないけどね、邪魔になるようなら…斬っちゃうから。」
何でこの人にしたんですか、近藤さん!!
こうなることくらい分かりますよね!?
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