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プロローグ ページ1

「はあっ?」



部下の一言に思わず素っ頓狂な声を出してしまう。



「…もう一度言え。」



「…ですから…___が、___に…」



「嘘だろ…。」



確認を取ると、とりあえずその場にしゃがみ込む。



…ああ、忘れていた、彼奴は俺の予想を遥かに上回る馬鹿だった。



「…はあ、仕方ない…様子を見に行くか。」



「はい、分かりました。」



…昔から彼奴は、目を離すわけにはいかない…手の掛かる奴だ。



「…人間を好み過ぎで、な…。」









.









.









『…嫌な予感がする。』



「…どうかしたのか。」



『…いや。』



当たらないでくれると良いのだけれど。

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作者名:心月美玲 | 作者ホームページ:http:/  
作成日時:2019年8月29日 23時

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