陽だまりちゃん難攻不落 １６ ページ36
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とは言え、
人はそんなにすぐ変われないモノで・・・
「あぁ！Aちゃん、
危ない、オレやるよ、」
「大丈夫って何度も言ってるでしょ！！」
「いや、オレ、やるって、」
「もう・・・
自分でできるの！」
みたいなことを繰り返しては
ケンカをしまた仲直りをし・・・
そんな日々を繰り返し
どうにか同棲までこぎつけたオレ。
彼女に怒られ、
親父のすねかじりは止めて
事業を起こした。
それが軌道に乗って
結婚を申し込んだのに
また断られた。
「ほんと難攻不落だな、
こんな女初めてだよ、
いつ結婚してくれんだよ、」
「もっと・・・
智がおじさんになったら・・かな・・・？」
「えっ、なんで・・・？」
「モテなく・・なるかなって・・・
心配・・なんだもん・・・
結婚して・・取られちゃったら・・・
いや・・・。」
どれだけ・・・
お前は
どれだけ・・・
かわいいんだ・・・
「モテない、オレいっこもモテない、」
「うそ、
こんな女初めてだ、とか、
さっきもそう！
そういうこと言うじゃない？」
「それは、過去の経験からの・・・
えっと・・話しで、」
いや・・違う・・・
これじゃ・・ねぇ・・・
「今すぐ・・結婚しないと
獲られちゃうかもよ？
オレ、モテるから。」
「・・・・・・・。」
「どう？」
「考える・・・。」
マジかーーー
「Aちゃん・・・
いい加減、
オレに落ちてよ・・・」
彼女が笑った、
陽だまりの笑顔。
オレはぎゅっと彼女を抱きしめ
キスをした。
笑顔のままの彼女が嫌がっても
「好きだよ、」、
「結婚してくれよぉ、」、
そう言いながら
ぎゅっと腕に力を入れ、
彼女を逃がさないようにして、
何度も何度も・・・
キスをした・・・。
・・・END・・・
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続く
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さくら(プロフ) - きくさん» きくさん、コメントを頂きありがとうございました。続きが書けるよう頑張ります♪ (2020年3月2日 1時) (
レス) id: 4b974240a6 (このIDを非表示/違反報告)
きく - さくらさんの作品、どれも素敵で見入ってしまいます！次の作品も期待してます！ (2020年2月25日 16時) (レス) id: a7c47c10e0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さくら
| 作成日時：2019年4月18日 13時
