陽だまりちゃん難攻不落 ３ ページ23
・
・
・
じゃあ、駅まで、
彼女のその言葉に心を躍らせ、
彼女の隣に並び、
ゆっくりと歩く。
ぶつかんじゃねぇぞ・・・
周囲の・・特に男・・・
特に酔っぱらってるような男に
そう念を送って歩いている。
自然と周囲の男性を
睨みつけているかもしれない。
にしても・・・
睫毛なげぇし、
鼻高いし・・・
キレイな横顔だな・・・
「なんかさ・・・」
「なに？」
「もっとそれを、
その杖をさ
とんとんとんとんしなくていい
歩き方とか無いの・・・？」
「ある・・けど・・・」
「教えて？」
「あなたの・・・
二の腕に・・・
肘の少し上に
手を・・添えれば・・・」
「おお！
じゃ、そうしよ！」
「で・・でも・・・。」
真っ白なふわふわの
ロングスカート。
そこにインされた白地にピンクやら
ブルーやらで出来てるユニコーンの刺繍が
施されたTシャツ、
その上には左右対称に
ふりふりが３段ついてる
赤いカーディガンを羽織っている。
どこのメルヘンの国から
抜け出て来たんだ、
しかし・・・
似合う・・・。
嫌味がない・・・。
白くて折れそうな手が
ほんの少し上がった。
オレはパンツの横に手を
２、３度こすり付け、
それから
まるで王子様にでもなったような気で
その手を取り、
彼女の手を
オレの二の腕に触れさせた。
彼女の白い頬はみるみる赤く染まった。
反応が・・・
新鮮・・・
かわい・・すぎる・・・。
「すごい・・・
男の人の腕って・・・」
こんな言葉が
こんなに刺激的だなんて・・・
抱きしめたい気持ちだ・・・。
・
・
・
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 150人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
さくら(プロフ) - きくさん» きくさん、コメントを頂きありがとうございました。続きが書けるよう頑張ります♪ (2020年3月2日 1時) (
レス) id: 4b974240a6 (このIDを非表示/違反報告)
きく - さくらさんの作品、どれも素敵で見入ってしまいます！次の作品も期待してます！ (2020年2月25日 16時) (レス) id: a7c47c10e0 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：さくら
| 作成日時：2019年4月18日 13時
