ラムネ【Fischer's】

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シ「じゃあ今日はありがとな」





諒は私を気遣い公園で解散し






シ「Aこのあと空いてるか？」






あ「うん」






シ「俺の家来い」






あ「わかったよ」






私を家に招いた。






ダ「お幸せにな！」






ザ「結婚式の余興考えないと」






マ「ぺけたんの歌で良くない？」






ぺ「え、俺だけ？」






私達のことを祝福し楽しそうに話している彼らにものすごく申し訳なくなって






でも、話すことは出来なくて







あ「私はみんなに出て欲しいな」







なんて無理に明るく振舞って







笑っている私に気付いてンダホくんが声をかけてきた。







ン「…もし結婚することで何かあって断りたいと思ってるなら今だよ」







あ「…んーん。そうゆう訳じゃないの」







ンダホくんからの一言に心臓が止まるくらい驚いたけれど平静を保った。







ン「…俺らの大事なリーダーでもあるから、傷付いては欲しくないから」







私の目を鋭い目つきで見ながら言う彼の目を見て







全て話したくなってしまったけれど







Fischer'sのこれからを考えると







私が最低な別れ方をしないといけないなと気付いた。







傷付けることはしたくないけれど







私をかばうようなことはして欲しくなかった。







あ「…もし、もしも







諒が泣くくらいつらいことがあったなら







その時はみんなに慰めてあげて欲しいな







これからも諒のこと、よろしくね」







ンダホくんは少し不思議そうな顔をしていたけれど







ン「わかったよ」







と受け止めてくれた。







あとは諒に別れを告げるだけ。







シ「Aー、帰るぞー」







あ「はーい」







この小さくて大きな背中を見るのも最後だと思うと







寂しさで潰れてしまいそうだった。

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