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品川駅に近付けば近付くほど離れていく手とお互いの距離。
仕事の時は恋愛ごっこはやめようと2人で決めた。
それと、噂になってFischer'sの株が下がってはいけないと私が勝手に決めた部分もあるけれど。
私は諒の5歩後ろを歩く。
こう見ると頼もしくて、でも遠い存在だななんて思ってしまう。
シ「おー、揃ってっかー?」
モ「あとンダホだけー」
シ「あいつ寝坊してねえよな?」
ン「ごめん!遅れた」
私は鞄からカメラを取り出した。
それを見てかみんなの雰囲気が少し変わる。
シ「よし、ここなら邪魔にならねえな。
後ろ向いて振り返って自己紹介しようぜ」
ザ「りょうかーい」
私はカメラを回す。
ファインダー越しの彼ら。
かっこよくなったなとふと思う。
三浦海岸駅までカメラを回す。
シ「A、外見てみ?」
電車の中で私に声をかけるシルク。
あ「でも」
シ「少しならいいって
どうせ編集すんの俺だからお前も楽しめよ」
その言葉に甘え外を見る。
あ「うわあ…綺麗…」
シ「お前こうゆう景色好きだろうなと思って」
あ「うん、すごく好き」
私は何気ない街並みを少しの間だけ目に焼き付けた。
シ「さ、そろそろ着くから仕事頑張れよ」
私の頭をポンポンと叩くシルク。
あ「ありがとう」
初仕事で緊張はするけど、絶対Fischer'sらしい動画を収めようと心に決めた。
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花梨 - 楽しみにしてます!! (2018年11月6日 18時) (レス) id: e6157cc2f4 (このIDを非表示/違反報告)
橘雫(プロフ) - 花梨さん» ありがとうございます!色々と修正してもっとキュンキュンして頂けるような小説にしていきますので、お楽しみに! (2018年10月6日 22時) (レス) id: 1c9cad39f6 (このIDを非表示/違反報告)
花梨 - 最高すぎです!文才が神すぎです。終始きゅんきゅんでした。こういう感じのガンガン書いてください!めっちゃよみます!フィッシャーズ最高!!! (2018年10月2日 21時) (レス) id: e4eb9fe5a5 (このIDを非表示/違反報告)
橘雫(プロフ) - 書き直しを始めました。急ピッチで進めているため、誤字等あるかもしれません。その場合はご指定いただけると嬉しいです。 (2018年9月25日 15時) (レス) id: 1c9cad39f6 (このIDを非表示/違反報告)
なな(プロフ) - すごいですね!最初からこういうのにしようって考えてたんですね!?素晴らしい!! (2018年1月1日 22時) (レス) id: 2870e13e2c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:橘雫 | 作成日時:2017年4月17日 19時