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" 山田 涼介 " と名前が表示されている スマホを 、
思わず ぎゅっと握りしめる。
どうすれば 、いいのか 、 わからないで 大貴を見れば
ただ一点だけを見て 怖い顔をしているだけ。
…仕方ないか 、 そう思って スマホに耳を当てて 、
通話ボタンを押した。
- 〈 …あ 、 もしもし。
山田です。 今時間平気かな? 〉
- 『 …うん! 今日は送ってくれて 、 ありがとう。
どうしたの? 』
- 〈 松本から 連絡あってさ 、
明日の放課後 3人でカラオケ行かないかって 笑 〉
- 『 …あ 、 ほんとだ! 芽衣から LINE入ってたの
全然気付かなかった! 』
慌ててスマホを見れば 芽衣から 数件LINEが来ていて
同じような 内容が書いてあった。
- 〈 俺から電話しといてって言われてさ 、
急にごめんね? 明日大丈夫そう? 〉
- 『 平気平気! 明日楽しみにしてるね! 』
- 〈 うん 、 それじゃあ 〉
山田くんからの 電話が終わり 、
大貴の方を見て見れば 気まずそうに目を逸らされる。
『 …あ 、 ごめんね 、電話 』
なんとも言えない空気に 耐えられなくなって 、
一言そう言えば " おう " って 返事が返って来た。
「 仲良いんだな 、 ホントに 」
『 芽衣も 山田くんのこと 気に入ってるみたいでね 笑
明日みんなでカラオケ行こって話だった 』
これ以上 気まずくなりたくなくて 明るく振る舞うけど
微妙な空気は変わらなくて 、 気まずい状態。
「 …なぁ 、 コンビニ行かねぇ? 」
『 何か買うものあるの? 』
「 アイス食いたくなった 」
『 いいよ 』
気まずい雰囲気を無くす為にも 部屋を出て 、
コンビニに向かうことになった。
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名取有颯@年中dr期(プロフ) - 失礼します .. ! この 作品 の 大貴くん ものすごく 私 の 好み で つい コ メ ン ト させて いただきます ! 他 も 愛琉さん の 作品 を 愛読させて いただいて いるのですが 、お話 の 雰囲気 が 可愛くて 大好きです ! 更新 頑張ってください ! (2019年9月30日 20時) (レス) id: ac0bcb4ec5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:愛 琉 . | 作成日時:2019年9月13日 14時