届くまであと数センチ【真昼・激甘】 ページ14
「わ…っ!?」
ガッッッ!!!
ドサッ…!
「っ…てて…」
何かにつまづいて前のめりにこけた。
何にこけたんだ…?
そう考えた矢先
「まぁぁひぃぃぃるぅぅぅぅ!!!!!」
Aが俺の名前を呼びながら、
同じ要領でこけた。
のはいいんだが…
「っったぁ……くない…?」
「そりゃ他人クッションにすればそこまで痛くないだろ…というか俺が痛いわ!」
「わっ、ご…ごめん真昼!怪我ない??」
「大丈夫だそうだけど…Aは?」
「ん、私も真昼クッションのおかげで大丈夫!」
「お前なぁ……っ!…」
指先に鈍い感覚が走る
「ちょ!指切ってるじゃん!!」
「かすり傷だって、大丈夫だよ」
「貸して!」
瞬間、指をペロッと舐められる。
「痛かったらごめん」
と軽く傷口を吸われた。
「っ…ぁ…」
「ごめんね、でもばい菌とか入ってたら大変だから…」
Aはそう言って口を離し、
手早く絆創膏を指に貼ってくれた。
「真昼…本当に大丈夫…?」
心配そうに覗き込んでくるAの顔が夕焼に照らされて…
あ、これはヤバイ
「A、ごめん」
夕暮れの、誰もいない教室で、
深く深くキスをした。
「ふ…ぅ……!」
「ん、っは…」
とんとん と叩かれはっとする。
「っ…Aごめ…!」
そっと人差し指を唇に添えられた。
「責任とらないと許さないからねっ!!」
「…!
A…絶対に幸せにしてやるからなっ!」
真っ赤に顔を染めながら、
馬鹿みたいにストーレトな愛の告白をした。
チャイムとともに下校の音楽が流れる。
それが何だか可笑しくて、
2人で顔を合わせて笑いあった。
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みぃさまリクの真昼激甘(?)でした!
まひまひは純情がっつり系男子…(
リクありがとうございました!
真「A!コメントとか評価待ってるからな!」
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ぼく - 最近サーヴァンプを読み直していてこの作品を拝見させていただいたのですが、吊戯さんのお話がどれも切なくてとても良かったです。素敵な作品ありがとうございました。 (2020年7月27日 19時) (レス) id: d25b53f2b6 (このIDを非表示/違反報告)
華夏 - 洞堂の激甘、切甘 御国の切甘、ツンデレ ベルキアの、ツンデレ ロウレスの激甘、ツンデレ ギルデンスターン、大人の余裕(甘々) (2018年11月16日 0時) (レス) id: 154990a9e6 (このIDを非表示/違反報告)
ミリイ(灰崎信者)(プロフ) - リクでユリー&マリーが夢主の下位吸血鬼設定お願いします (2018年9月23日 20時) (レス) id: 99fc6b4eef (このIDを非表示/違反報告)
くっきー@アイスボックス(プロフ) - リアさん» ありがとうございます!(*^^*)ちょっと力入れて描いていたものなので嬉しいです!余裕があればちょこちょこ挿絵も増やしていきますので楽しみにしていてください(* ̄^ ̄)ゞ (2018年9月23日 0時) (レス) id: e1e2c70f5b (このIDを非表示/違反報告)
くっきー@アイスボックス(プロフ) - 怠惰の黒猫さん» 返信遅れてしまい申し訳ありません…ベルキアと弓ちゃんですね!書かせていただきます!もう少しリク消化遅くなりますが気長に待っていただけるとありがたいです…(´・ω・) (2018年9月23日 0時) (レス) id: e1e2c70f5b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:くっきー | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/zizz9191/
作成日時:2018年1月17日 2時