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あれから約二週間後、私は久しぶりに仕事が休みだったため気が抜けてしまっていたのだろう。、10時まで眠ってしまった。
10時まで。
･･･。ええぇ!!!?もうそんな時間!!?
ヤバイ早く起きなきゃ！
規則の正しい人からすれば、10時起きなんてあり得ないと思うかもしれない。けどな、社会人って大変なんだ。
言い訳をさせてほしい。昨日は仕事が終わったあと、見たいドラマがあったから急いで帰ろうとしたんだ。だけど、社長から飲みに誘われ･･･。
未成年でお酒が飲めないし、遠慮したかったんだが高校の時の担任が伝で紹介してくれた職場だったから断る訳にもいかず((泣))
結局帰ったのは夜中の1時をまわっていた。社長以外にも先輩たちも大勢い
て、気を使うの何の。
しかも、見たかったドラマ、録画予約してなかったから見れなかったし！
悲しい。
言い訳が長くなってしまったが、結果こんな時間まで寝てしまったことはしょうがない！っていう風に事故解決して、大あくびをしながらリビングの扉を開けると、
?「よぅ、間抜けな面してんな。」
A「!!?何で家にいるんですか！しかも寝起きから間抜け面とかディスられるし!」
っていうか本当に何で家の中にいるんだ？鍵は昨日閉めたはず！
そう混乱していると、彼はもっと驚くべき事をさらりと言ってのけた。
?「よう、白銀A。ちなみに、鍵は開いてたから勝手に入ったぜ。」
待って。本当に何で私の名前まで知ってるんだ？しかも鍵開いてたって･･･。私の考えてる事も分かったわけ？エスパー!?
?「俺はエスパーなんかじゃないぞ。」
はい。もうこれ、言葉の会話じゃなくて、彼は私の表情と会話してますね。
?「ちなみに、お前について知っていることは、名前だけじゃないぜ。他にも身長、人間関係、なんなら体重も公開してもいいぜ♪」
A「ヤメローー！！怒。レディーの体重まで調べるなんてけしからんやつ!」
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箱 - ステキな作品を書いてくれてありがとうございます (2023年4月17日 21時) (
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作者名：ユウナン | 作成日時：2018年10月26日 23時
