CHERI E 268 ページ18
･
TH「ひょんそっちに逃げた！」
俺が駆けつけた時
ぬなが言ったドアの前にいる男の人。
明らかに怪しくて
目が合った瞬間に舌打ちして逃げた
間違えなく怪しいヤツ！
TH「ぬな、もう大丈夫だよ」
「ｯｯ」
TH「苦しいね、大丈夫だよ」
震えながら握る手をぎゅっと握る。
小刻みに震える体をぎゅっと抱きしめる。
不安で怖かったね。頭をそっと撫でる。
焦って早く、震えてる息が
深呼吸しながら落ち着かせてる様で
だけど全然落ち着いてない。
大丈夫だと言っても無理な話で
ぬなの精神が心配で
荒れてしまったらどうしようと不安になる。
TH「ぬなぁっ」
大丈夫って
もう安心していいよって
それが伝わればいいな
俺が来たよって
ひょん達も
ジョングクもいるよ
犯人は逃がしちゃったけど
「てひょ、っん」
TH「うん、大丈夫だよ。
守れなくてごめんね」
「よかったぁ…ってひょなｯ
わたしっ」
TH「怖かったね、っ大丈夫。
何もされてない？」
「うんっ」
TH「はぁあっよかったぁｯ」
NJ「おいっ、ぬな！」
HS「何もされてない！？大丈夫！？」
TH「何とか何もされてないみたいです。
逃げた人は…？」
｢｢ あぁ… ｣｣
TH「？？」
NJ「それなら」
HS「あそこ」
相当精神が疲れたみたいで
寝てしまったぬなを抱き抱えて建物をでれば
あぁ、これはぬなには見せられないわ…
何せ、
JK「お前は何者だ！」
SG「何つけまわしてんだよあぁ？」
｢｢ …… ｣｣
逃げない様にする役目は
ただいま筋肉増量中のジョングギの役目で
怒ると持ち前の口が悪く尋問する役目はユンギひょん
後の2人に至っては
すっごい形相で睨みを利かしてるジニひょんとジミナ
あの二人の所は北極の風が吹いてるかの様に
冷たさが伝わってくる。
あ、ユンギひょんから拳骨くらった
うわぁ、ストーカー半べそしてる…
まぁ自業自得なんだけど
助ける余地なしと言うかなんと言うか
NJ「警察も呼んだから大丈夫だよ」
TH「はい」
HS「怖かったね、ぬな」
いつでも優しくて
何に対してもあまり出さないぬなだけど
女の子だもん。そりゃ怖いよ
TH「ぬな、」
零れ落ちた綺麗な涙を
そっと拭えば
俺の方に擦り寄った
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 94人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：RIKU
| 作成日時：2020年3月14日 18時
